ホースシューベントを後にして、 US-89を南へ60マイルほど走った所にあるCameronの町からUT-64に右折、グランドキャニオン サウスリムを目指します。
Pageからグランドキャニオンまでは、153マイル、約254kmあるので、時速60マイルでも、3時間近くかかる距離ですね。
それでも、日没前のグランドキャニオンは絶景だ!と聞くと、是非見てみたいと思うから、う~ん、気合いを入れて走らないと 。
US-89からUT-64に入ると、道はなだらかな登りになっていて、速度はほとんど落とさなくても走れる道なので、ぐんぐん高度をあげているのでしょう。
グランドキャニオンのビューポイントの一つでもっとも有名な、Navajo Pointに着きました。
駐車場には、夕陽のグランドキャニオンを見ようと言う多くの観光客がいました。
この人達も、今夜はツサヤンあたりの近くのホテルか、モーターホームに宿泊なのでしょう。
駐車場には、ハーレー社が限定で販売したフォードのピックアップトラック(F-15)に乗った男性がいて、さかんに話しかけてくる。
東洋人がアメリカ製のバイクに乗っていると、嬉しく感じるのかもしれません。
話しかけてくるのはうれしいのだけれど、いまにも夕日が沈んでしまいそうなので、焦ってしまいます。 (汗)
グランドキャニオンは、岩肌の凹凸まではしっかりと見えずにうっすらと霞んでみえるのが残念でした。
UVフィルターを通しても、観光パンフレットのようにはくっきりはっきりとは見えませんね。
今夜の宿があるTusayanツサヤンは、6マイルほど下った所にあります。 宿に向かいながら、いくつかのビューポイントで写真を撮ったり眺めたり。
グランドキャニオンからツサヤンへの道は、緑の豊かな林間を抜けて行く、バイクを走らせていて気持ちの良い道です。
宿は、Red Feather Inn。
部屋があちらこちらに散らばっているので、時間と集合場所を決めておかないと、集団で動くことも出来ません。
私たちの部屋は、駐車場のまえにある階段をあがった便利な所でした。 ドアを開ければ、駐車場の様子が一目でわかるし。
駐車場でバイクの荷物を下ろしていると、ハーレーの写真をさかんに撮っている女性が。
私のバイクのリヤシートには、おみやげのTシャツをいれたゴミ袋みたいなのが載せてあったので、これじゃあまずいだろうと、どけてやると、にっこり笑って何か言うのだが、聞き取れない。 英語らしいのだが・・・なのか?
どこから来たのかと聞くと、シドニーだと。そりゃあそうか。 オーストラリア訛りだと、聞き取れないよなぁ。
夜は、近くのステーキハウスYipee-ei-o!! The Steakhouseに行って、カウボーイステーキ。なかなか美味しい。
Tボーンステーキなども、魅力でしたけど。
アルミホイルの中は、丸ごとポテトです。
丸ごとポテトがあちこちで出てきますが、アメリカ人はポテト大好きなんですかね。
食事の後、駐車場で男どおし(Fさん、Mさん)でダベっていると、イングランドから来たという女の子が話しかけてきた。
こちらはわかりやすい英語でしたねぇ。でも、若い女の子と共通する話題を見つけて話をするのは、おじさんにはもう厳しすぎますので、早々に退散しました。
明朝は、朝陽のグランドキャニオンを見るために、4:00起床 4:40出発の予定です。