フラッグスタッフの町では、信号の陰に隠れて取り締まりをしているパトカーを目撃。
次から次に獲物を捕まえていましたね。 信号無視だったのか?
町中での速度違反に注意しながら、インターステート40に向かいました。
ウィリアムズを過ぎて、アッシュフォークの先でI-40を降りると、そこはもうルート66の世界。
あちらこちらで途切れているルート66ですが、ここからセリグマン~ピーチスプリング~ハックベリー~キングマン~オートマン峠を越えてアンボイまでの道は、ほぼ完全に残っているんですね。
この道を今日と明日、走ることになりますが、今日は宿があるニードルズまで。
まずは給油から。 セリグマン手前の小さな集落で、燃料を補給します。 ここにも、無造作に60年代くらいの車が並べてあって、いかにもって言う感じですね。
昔使われていただろう、朽ちかけた古いトラクターも置いてあって、スタインベックの「怒りの葡萄」を思い出します。
はるか彼方には、道路に平行に鉄路が走っていて、ときどき2~3kmもあるような長い貨車を引いた機関車が走っていきます。
ルート66沿いのセリグマンの町では、病院へ向かう木村氏の奥さんと娘さんが、いなりと巻きずしのお弁当とペットボトルの日本茶を持って来てくれたので、通りを眺めながらお弁当タイム。
今日の昼ご飯も、ハンバーガーとか中華とかかな?と思っていたので、うれしかったですね。
ここでは、ルート66保存会の会長が経営する床屋のお土産やさんにも立ち寄って、記念写真を撮りました。
このBARBAR-SHOPが ディルガディーロさんのお店。お土産やさんだけど、時々は散髪もしているらしい。
Seriguman_barbarshop
こちらのショップは、弟のディルガディーロさんのハンバーガーとアイスクリームの店SNOW CAP。 おすすめは、コーンのアイスクリームです。
Icecream_shop
通りには、観光客の最新の車が、お店の横やバックヤードには古い車が置かれていて、カーズの世界を楽しめます。
カーズの映画で出てくる、ラジエーター・スプリングスの町。
映画の中の設定では、オートマン峠のような所を下ってくると、セリグマンかハックスベリーのような町に入ってくるようになっていたのかな?
Cimg0818
「高速道路が開通したために、活気のない死んだようになっていた町」が、みんなで力を合わせて元気になっていくと言う映画でした。
Backyard
セリグマンの町も、インターステーツ40が出来たためにゴーストタウンのような静かな町になってきたのだけど、また元気を取り戻したって言ってましたね。2
マザーロードは観光客で大にぎわいです。
当初は、映画のタイトルを「ルート66」にしようとらしいのですが、テレビ映画のコルベットのオープンで旅をする「ルート66」と混同されるかもということで「カーズ」になったという裏話があります。 ナットキングコールでしたっけ?Get Your Kicks on Route 66[E:note] 、かっこよかったですけど、こちらもなかなか。
http://www.youtube.com/watch?v=AwPV3qJegEE&feature=related
この町をぶらぶらと散策して、いくつかの店で買い物をしました。 帽子が5ドルとかバックプリントのジーンズシャツが20ドルとかの値段です。 今の為替レートは、ドル80円ですから、女性でなくても買い物は楽しいですね。
ルート66は、昔の幹線道路だっただけに、町の中を通る道も2車線の広い道でした。
これから、ハックベリーの町と オートマン峠を越えて、今日の目的地ニードルズに向かいます。