LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

グランドサークルツーリング 6/22 ⑧ ザイオン国立公園

2012-07-05 18:45:59 | 2012北米ツーリング

ここで、またまたよくある事件。 St.Georgeの街だったかな?

ザイオン国立公園に向かうために、レストラン駐車場から右折、次の信号で右折、さらに次の信号で右折したのだけど、最後尾タンデムのYさん夫妻が、すぐ前を走るバイクを見失ったようで、ついてこない。

ひぇぇ、電話は持っていないし、ツーリングがはじまったばっかりで行方不明になったらどうしよう。

とりあえず、路肩にバイクを止めて、サポートカーが探してくれるのを待つことにした。

じりじり照りつける太陽と同じように、ジリジリする気持ちで待つこと10分。 まっ赤なダッジのサポートカーとバイクの姿が見えて、一安心。


右折を2回までは、前を走る真っ赤なウルトラについていけたらしいのだけれど、その後見失ったので直進したらしい。

ま、置いて行かれたら、とりあえずまっすぐに走りなさい!とは、言われていたのでしたけど、この場合は×でしたねぇ。

なかなか、マスツーリングをスムーズにやって行くのは、難しいです。

15号ハイウェイから分かれて、景色を楽しんだりしながら、9号線を20マイルほど走っていくと、ザイオン国立公園の入り口につきました。2  

ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイと呼ばれている9号線は、国立公園内を通過するきれいな道です。 

ここを通過する車は、ゲートで20弗の通行料を払うのですが、バイクがいくらなのかは、聞き忘れました。 ちいさな木造の小屋のような建物に、大きなアメリカ人が入っているゲートですね。

ここから、ザイオン国立公園を抜けていきます。 目の前には、すごい岩山。何もかも、でかいなぁ。 

道路に沿って、バージンリバーという川が流れているので、緑も豊かです。 これまでの砂漠地帯とは、がらりと雰囲気が変わりますね。

木々の間には、たくさんのキャンピングカー(モーターホーム?)が止めてあるのがみえました。

バイクを走らせている道は、公園の東口ゲートに向かう「ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ」と呼ばれているドライブコースです。

休憩所で、山からのわき水が自由に飲めるようにしてあるところは、日本と同じだなぁと。

岩が崩落して、トンネルの入り口のようになっていますが、そのうちに中が全部抜けてしまって、本当のトンネルのようになるのだそうです。 すごいなぁ。


 

標高2033mの白い岩にマス目のような模様がついたチェカーボード・メサ。 日本だったら、碁盤岩でしょうか。

ザイオンから、レッドキャニオンに向かう途中で、初めての給油です。 

セルフ方式の給油の説明を聞いてから操作するのだけど、あちらこちらで「ポンプが動かない!」の声がして、Kojiさんが走り回っていた。

アメリカでのセルフスタンドは初めての経験なので、日本とはカードを通す向きも違うし、ポンプを外してから油種を選ばないとエラーになるしで、てんやわんや。

3.5ガロンほどの給油をすませてから、また走り出します。値上がりしたとはいえ、1リットルが80円くらいですね。 

走っていると、クチビルが乾いてカサカサになって、目や鼻の中まで乾燥してきますねぇ。  鼻の粘膜が乾いて、若干出血もしているようです。 こりゃあ、半端な乾燥状態じゃないぞ。

休憩のたびに、サポートカーの荷台に積んでいる大きなクーラーボックスに入った冷たい水を飲んでいるのだけど、まだまだ補給が足りないのでしょう。

おしっこの量がだんだん少なくなってきています。 この時点で、ナトリウムや糖分の補給も必要だったのですけどね。

もうすぐ、今夜の宿泊地Red Canyonレッドキャニオンのモーテルに着きます。

今日はあまり距離は走っていないのだけれど(それでも380km程)、初めてのハイウェイ走行と気温の高さで、みんな、だいぶ疲れているみたいですねぇ。

まだまだ元気なMさんですが、この後、大変な事になろうとは。