蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

痛い  (bon)

2019-05-24 | 日々雑感、散策、旅行

     ヨーロッパ議会選挙が始まりましたが、イギリスの離脱が長引いたため、イギリスも選挙に
     加わることになり、イタリア、フランスなどEUに懐疑的な勢力が伸びており、この選挙結果の
     行方は今後のEU運営に大きな影響を与えるかもしれないのです。27日には判明するでしょう。、


 いえいえ、どこも痛くありませんのでご安心ください。

 まだ若いころ、どこか外国(英語圏など)に行ったときに、おなかが痛くなったり、頭が
ずきずきするような時、お医者にどんな具合か聞かれたら、どのようにいえばいいか? 
そんなことを考えたことがあったことをフッと思い出したのです。

      (ネット画像より)

 頭痛は headache、腹痛は stomachache、歯痛は  toothache で、だいたい痛いというの
は ache(~エイク)で、ほかに、pain(一般的に痛み)やouch(指をはさんだ時など)が
浮かんできます。
 この痛さも“しくしく痛い”“ずきずき痛む”“きりきり痛む”“みしみし痛い”“ガン
ガン痛い”“ひりひり痛む”“ピリピリ痛い”“チクチク痛い”など、その部位や症状に
よっていろんな表現の仕方があり、たとえば「腹痛」でも どのように痛むかによって、
緊急を要する症状なのか、そうでないのか、処置の仕方が違ってくるだろうと思いますか
ら、これらについては適切に訴えなければいけないことだ・・と。

 しかし、このような状況を的確に表現することはできなかったから、外国生活は無理だ
な・・と思っていました。 今もって、これらの表現はできないのですね。

 まぁ、どうでもよいことですが、書棚にあった、50年も前のコンサイス英和辞典(三省
堂)、新和英小辞典(研究社)(どちらも表紙がまくれあがっていました)を繰ってみて、
それぞれにちゃんと表現があることを確かめてみました。
 実際に、このように表現するのかしないのかは、わかりませんが、辞書レベルでは以下
のようになっていました。

   しくしく痛い  griping

   ずきずき痛む  tingle   throb

      きりきり痛む  splitting

      みしみし痛い  手元の辞書にはありませんでした

   ガンガン痛い  手元の辞書にはありませんでした

   ひりひり痛む  smart (スマートなんて言うんですね)

     ピリピリ痛む  smart   burn   tingle

   チクチク痛い  prickle


 みしみし、ガンガン は、見当たらなかったですが、“おなかが、みしみしする”
“みしみし痛い”というと思いますが、どうでしょうか?

 ネットを繰っていましたら、cocomedica magazineのサイトに、つぎのような、痛みの
症状に合わせたオノマトペの表現がありましたので引用しました。

                      (cocomedica magazineより)

 このサイトでは、患者の症状を理解するうえで、重要なオノマトペだと言っています。
平成25年に腹痛や腰痛などの慢性痛を持つ通院患者8000人にインターネットアンケート
をしたところ、医師や看護師に痛みをうまく伝えられなかった(74.7%)としながらも、
痛みの表現に“ズキズキ”
などのオノマトペを活用した人は、82.2%いたとあり、その
大部分は、オノマトペの使用でうまく説明できたのでは・・と感じていたそうです。

 やはり大事な表現なんですよね。


 

 

 

 

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