夏の忘れ物(ムシヒキアブと青虫の写真)
今年の夏は、北軽井沢でも31度を記録した。
けっこう蒸し暑さを感じる日があった。いつまで残暑が続くのだろうと、心配になるほどだった。
ところが8月の最終週は一気に気温が下がって、日中でも22度といった日が多くなった。
秋の訪れは急であった。夏が戻ってきたとしても、おそらく居心地が悪いだろう。
空には秋の雲が刷毛の跡のようになびく一方、山の肩から入道雲がポコンポコンと顔を覗かせた。
草津白根の見える丘には、すすきと月見草が風に揺れていた。
野の草たちも、草津白根の山並みを眺めているように見えた。
モロッコいんげんの収穫もそろそろ終わりになる。
次の楽しみはジャガイモ掘りだ。茎が枯れてもまだ土の中で成長してると聞いたから、もうしばらく太らせてみる。
野菜は知り合いからの貰い物が多い。
トマト、とうもろこし、キャベツ、レタス、なす、かぼちゃ。
庭に椅子を5,6脚置いてあるから、よく人が集まってくる。
手造りの炉で火を焚き、薬缶をかけてしゅんしゅんと奔り出すのを待つ。時には金網の上で、薬缶がほんとうに走り出す。
蒸気機関の原理が、頭を使わなくても解る。と、いうより、車輪を付ければそのまま蒸気機関車だ。
オープンカフェのように、話がはずむ。
安価なティーパックやインスタントコーヒーしかないが、温かい飲み物は心をひらく。
アイちゃんも、クーちゃんも、ポンちゃんも、散歩の途中に寄っていく。みんな近所の犬たちだが・・・・。
明け方は寒いぐらいだ、と意見が一致する。
早くも冬のことを考えている自分がいる。季節の移り変わりが、わけもなく寂しい。
ふと季節の忘れ物に気づいた。
青虫をひっぱるムシヒキアブの写真だ。
取り込めなくて悪戦苦闘をしていたが、思い直して二度目に撮った画像で試みたら嘘のように成功した。
急遽、季節の報告書とともに投稿することにした。
最初の青虫より小柄だが、それでもアブの1.5倍はある。
うまく緑色が出ているか心配だが、こちらの技術では精一杯だ。ご了承願いたい。
オープンカフェの庭に寄っていく通りがかりの知人。
楽しい会話が聞こえてくるようですね。
ワンちゃんも交流かアー。
憧れの生活ですねー。
これぞ人間の生活だよなー。
お元気でよい小説をお書きください。
ムシヒキアブは写真の右下でしょうか?はっきり分かりませんでしたが、、、。
あまり知恵のない知恵熱おやじ
画像がぼやけてますが、真ん中の黒い部分がムシヒキアブで、その下の棒状のものが青虫です。
やはり緑が消えて茶色っぽくなっていますね。
元の画では緑色が写っているのですが・・・・。
これからいろいろ勉強です。
またアドバイスお願いします。