差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

天長地久・五穀成就

2019年09月15日 | 日記

 昨日はトンボ返りの帰省だったが、姉兄家族と密度の濃い交流ができ、また多くの朋が旅立ってしまった中で唯一の同級生とも昔話に花を咲かせ愉しい一日であった。13歳で故郷を離れあれから70年になろうか。やはり故郷は無上の温かさがある。息子に感謝!

 天長地久・五穀成就、これは我が家一族が江戸時代中期(確かな記録上でそれ以前から祀っていたかもしれない)から祀り始めた氏神様の一つ、稲荷神社の祠のなかに収められていた願書である。今度の帰省でその願書の存在を知る。

 

 子供の頃神棚にあった「武運長久」に比べてなんと素朴で平和的な願い事か。先祖様の心が伝わるようである。

 子供の頃は木造であったが、朽ちてきたので甥が石造りの祠に遷宮したが、杉林の中に祀られているので5,60年ごとに遷宮したことも分かった。阿武隈山地の一寒村に我が先祖たちは少なくとも江戸時代から住み始めたことだけは確かである。機会があったら菩提寺の過去帳も調べてみたいものである。

 昨日は 3,010歩