いつものウォーキングコースを歩いているとアスファルトのひび割れに野路スミレが咲いている。ほんのわずかな割れ目である。
嘗てそうした条件のもとに生えた大根が、「ど根性大根」として話題になったこともあるが、このスミレは、さしずめ「ど根性野路スミレ」ということか。
いつものことながら早春にスミレの花を愛でて思い出すのは、芭蕉の句である。
山路来て何やらゆかしすみれ草
山道を歩いているとき、周りは枯草に覆われている中ですみれの花に目が留まり、可憐なその花に魅せられ詠んだものであろうか。一人旅?で、、弟子が後からついてきたかもしれない?、、何すみれ?、、、などと想像してみるのも楽しい。
子供のころ、寒い冬が去って、陽だまりのあぜ道などに咲いているすみれの花を持ち帰り小さな鉢に植えて楽しんだものである。ままごとのように、、、。
昨日は 8,480歩