ウォーキング中、頭上を見上げると青空をバックに山桜が咲いていたので撮ってみた。郷里では、今3分咲きとなったソメイヨシノの木はなかったので子供のころ桜といえば、山桜である。改めて懐かしさの想い出とともに愛でてみる。
明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは
この期に思い出す親鸞聖人が仏門に入る前に詠んだ歌、いろいろな解釈がなされている。その一つに桜を自分の命に喩え、「明日命がある保証がない、今が真剣に生きることが大切である」との思いが込められているというのもあるそうだ。
昨夕、K氏の訃報を届く。自治会創立10周年行事推進で自分は自治会副会長として、彼は記念運動会実行委員長として共に協力した仲間の一人である。小学校の校庭をお借りして大勢の参加者を前に挨拶している彼の姿を思い出す。
同世代の彼の旅立ちの知らせを聞くにつけ親鸞の歌ではないが、今を充実した生活をしているか、いたずらに馬齢を重ねていないかと寂しさの中で反問してみる、、、。
昨日は 11,916歩