差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

虫取りナデシコ

2021年05月20日 | うんちく・小ネタ

 五月蠅と書いて「うるさい」と読ませるのは、今頃のハエは活動が活発で煩く感じさせることが語源という。虫取りナデシコをはえ取りナデシコとも言う。ハエがそろそろ出回る頃に咲くこととは関係なさそうだ。そのナデシコ池の端に咲いているのでアップしてみた。

 この虫取りナデシコは、今やどこでも見られるので子供の頃から慣れした親しんだ花で古くからの帰化植物という。とくに蒔いたわけでもないが、帰化植物特有の繁殖力が強いようで毎年庭のどこかで咲いてくれる可愛い奴である。

 郷里では、以前は一つ屋根の下に牛馬も飼っていたので煩わしいハエを駆除するのに苦労したものである。駆除するために、ハエ叩き、ハエ取り紙、ハエ取り器(ガラス製)、、、etc.今では見られない製品が使われていた。可愛い花を見ながら遠い遠い昔を想いだした。

 そうそうハエも昔は身近な存在でこんなハエを詠んだ句も思いだした。

   やれ打つな蝿が手をする足をする  一茶

 昨日は 6,984歩