天をつくような巨木でも梢の方は針金のような小枝となっている。そうしたか細い枝でもこの寒さに凍ることもなく耐えてやがて芽吹かせるために芽を育てている。木々は、秋から冬にかけて時間を使って寒さ対策をしているのであろう。余分な水分は根に戻し、葉を紅葉させて散らせたりしているように小枝自身にも寒さに耐える養分が作られているのであろう。凍ることがないのだから、、、。
さてさて、11月28日のブログで記した壮大なる実験であるが、早くも頓挫してしまうこととなる。というのは葉刈りして季節外れの萌えさせた木は、戸外に出したところアップしたようにこの寒さで紅葉するどころか、霜焼けしたかのように見苦しい葉を見せるようになったからである。そのまま戸外に置いたら紅葉するどころか寒さでエネルギー源を消耗し枯死してしまうであろう。優しい爺はその姿を見かねて木に詫びて室内へとりこむこととなり実験中止となったのである。一方外にある木は、寒さ対策に時間を掛けてじっくりと取り組んできたので綺麗に紅葉している。