このところの早朝散歩は、湖面を撫でてくる涼風を愉しみに多摩湖方面に足を運ぶことが多い。そこでは同じような考えであろうか、目覚めの早い高齢者ばかりでなく若者もきている。今朝は夜明けの光景をスマホで撮ってみた。パノラマ撮影2点をアップする。
いずれも堰堤からの撮ったものであるがかなり広く収られている。
【語り部】
衣料切符 今では考えられない制度が、戦中・戦後の物不足時代には様々行われていた。その一つ、衣料切符制度である。国では等しく分け与える視点から配給制度などと並んで行われたのである。切符が無いとタオル、手ぬぐい、足袋、縫い糸など諸々買うことが出来なかった。欲しいブラウスがあっても点数がないと買えないので家族間で融通しあったなどと聞いたことがある。こんな歌があった。
点数の歌
♪ 32点の国民服に 胸のハンケチ ただ1点
どこへ行くにも 立派なもんだ
年より点数 5点上
無駄にゃすまいぞ 点数点数
大事に使ふも 国のため
この衣料切符制度も戦後次第に物が出回るようになり形骸化し昭和25年頃廃止する。
ユーチューブで視聴出来ます。→ https://www.youtube.com/watch?v=SYHTVmp035c