差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

郷愁を誘う木

2024年02月19日 | うんちく・小ネタ

 若いときはそれほどでもなかったが、この歳になると故郷の一木一草にも郷愁を覚えるものである。我が庭にもそうした想いを呼び起こす植物が少なからず植えてある。アップしたのは、その一つ実家を継いだ兄から贈られた故郷の山で採ったモミジである。玄関へのプロムナード傍に植えてあるものである。

 樹高は、場所が場所だけに毎年剪定しているので1mたらずだが、長い年月の間に根回りは50㎝ほとに太ってきた。春の芽吹き、新緑萌える初夏の頃、紅葉の秋と、その時々の装いで故郷へのつながりを思い出させるのである。


雀のお宿、、、?

2024年02月18日 | うんちく・小ネタ

 雀のお宿、? 何か今日はメルヘンの世界にとっぷりと浸かったのような気分である。例年シジュウカラが子育てに使う巣箱を、今朝は雀の番がしきりにのぞき込んでいる。何度も何度も繰り返しながらまるで子育て用のマイホームを点検しているかのように、、、、。

 雀の繁殖期は3~9月頃で、年に1~3回繁殖するという。暖冬のこの暖かさが、雀たちにそれを早めさせているのだろうか。もし子育てするようなことになれば、屋根瓦の隙間で雛を育てて以来我が家では2度目となる。爺は優しく見守ってあげよう。金や銀、サンゴや小判の入ったつづらが届くかもしれないので、、  


青軸梅も、、、

2024年02月17日 | うんちく・小ネタ

 我が家の懸崖の梅たちは、先日の雪に痛めつけられ早咲きものは見苦しくなったしまった。この度の降雪が実付きに影響しなければと心配している。一方、市立狭山緑地の青軸梅は、今が満開である。花は白色で一重咲きで萼が幹と同じく緑なので遠目には青みがかったように見える。我が家には無い梅、実がなったらひとつ頂戴し蒔いてみようか。

 さてさて、いよいよ花粉症対策をしなければならない季節となる。若いときに比べて軽くはなったとはいえ怠ってはならない。花粉が舞う日中の散歩はなるべく避け、今朝から早朝散歩に再び切り替えることにした。日課は7,000歩だが、今朝は4,500歩ほど歩いてきた。可能な限りこれを実施しよう。あと2,500か、、、、

 


サンシュユの花が見頃です

2024年02月16日 | うんちく・小ネタ

 先日のサンシュウの記事、訂正します。実は「サンシュウ」と記しました実は「サンシュユ」が正しいと言うことでした。元々中国原産のこの木は漢語で『山茱萸(サンシュユ)』と表記されることからなのだそうです。

 里山公園の木はまだ咲いていませんが、花瓶に挿した木はたっぷりと水を吸い上げ今や満開となったので再びアップしてみました。たくさんの小さな花が線香花火が弾けたような形で咲いている。これまで公園で見る花をまじまじと見て来なかったが、こうして身近に観察すると微かな香とともに新たな発見でもある。


春一番か、、、?

2024年02月15日 | うんちく・小ネタ

 我が家のツバキ属のしんがりに咲くヤブツバキがようやく開花したのでアップしてみた。例年は、12月の内に数輪咲いてくれるのだが今年は大分遅れたようだ。その原因は、昨年花期が終わった頃、繁茂しすぎた枝葉を思い切って強く剪定したためである。木にとってダメージを与えてしまった結果と受け止めている。

 今のところ数輪だけだが、厳しい条件の中で健気にも咲いてくれていること詫びつつ愛でている。今年は伸び伸びと枝葉を伸ばしてあげよう。廻りのサザンカや梅の木に重らないようにして、、、。

 さてさて、予報によれば「春一番」が吹く、、?かもしれないという。少し遠出をしてみるか。脚力は衰えたが、、、。


若い方々の移住、大歓迎!!

2024年02月14日 | うんちく・小ネタ

  我が街は、分譲地として開発されて50数年となる。今は当然のごとく世代交代がすすみ、若い方々が移り住んで来ている。子ども達の声も昔ほどではないが、街のそこここで聞かれるようになって嬉しい限りである。

 アップしたのは、屋根裏で撮った近所の新築現場である。大きなクレーンを駆使し少ない大工さんであっという間に上棟されるようである。昔の建築現場とは誠に様変わり、こうした光景があちこちで見られ、今は建設ラッシュである。

 ところで今は流行なのであろうか、新築されても庭は除草シートで覆われ砕石が敷き詰められたり、人工芝で覆われている家が多くなった。若い方々には合理的思考からそうしているのであろうが、何か味気ない。雑草に煩わされても少しでも土の面を活用しようとしている爺には、そう感じられる。


紅梅も負けじと、、、

2024年02月13日 | うんちく・小ネタ

 盆栽仕立ての紅梅、小さな鉢で愉しんでいたが地植えして数10年になる。白梅同様塀の外には這わせ懸崖作りを試みてきたが、白梅のように勢いがない。部分的に枝が枯れ、花付きもいまいちである。

 ところでこの八重咲きの花、白梅と違ってすべて下向きに咲いている。実の付き方もいまいちなので雨や雪に受粉が妨げられないためであろうか。それともこの木特有の咲き方なのか。他所の紅梅もそうなのか具にみたことないが、出かけて確かめてみよう。因みに実は小梅である。


早春を告げる木々の花

2024年02月12日 | うんちく・小ネタ

 日毎に日照時間が延び、その明るさも増してきた。そんな中、都の里山公園を散策しているとサンシュウの枝が落ちていた。つぼみも堅いが、咲いてくれるかもしれないと持ち帰り花瓶に挿してみた。10日ほど経つとアップしたように開き始めている。林の木はまだ堅い蕾のままだが、気温と十分な水を吸い上げが出来たためであろう。

 サンシュウやマンサクは早春を告げる木々として親しまれているが、黄色い小さな花を愛でながら「春は近いぞ」と教えられている気分となる。林の木も、間もなく早春の慶びを告げてくれることだろう。愉しみに待つこととしよう。


青々とした葉の越冬モミジ

2024年02月11日 | うんちく・小ネタ

 アップしたのは昨年暮れから次々と花をつけているアザレアと越冬モミジである。モミジは紅葉することもなくぬくぬくと室内の環境を愉しんでいる様である。このまま春になっても芽吹くことなく夏を迎えることだろう。(以前に記した実験的モミジ)

【語り部】今日は建国記念の日、学校で習った頃は紀元節と言っていた。その教えで言うならば、今年は皇紀2684年となるが、今やどのカレンダーを見てもそんな記述はない。ネットで調べて初めて知るようなありさまである。朋のひとりが年賀状に皇紀を記していたが、彼は子ども頃習った教えを忠実に守ったのである。どこかの総理が「日本は神の国」といって顰蹙をかったが、これもまた先生の教えを守ったのである。

 79年前までは、教育内容にも神話の世界がまかり通っていたのである。改めてあの頃の様々な儀式を内容はともかく懐かしく想い出す爺である。今でも諳んじる教育勅語など口ずさみながら、、、。


今日は、元旦

2024年02月10日 | うんちく・小ネタ

 東南アジア圏では、今でも旧暦で祝う習わしの国が多い。中国はもとよりベトナム、韓国、マレイシア、インドネシア、、、と、我国でも例外ではなかった。子供の頃のお正月は旧暦で祝っていた。故郷を離れ新制中学に入ってからであろうか今のように新暦で祝うようになったのは、、、

  

 旧暦では、今日が元旦である。アップしたのは元旦草とも言われる福寿草の姿である。陽の光が強さを増しつつある中で、花弁を精一杯広げてお正月を祝っているかのように見える。

 普段つぎはぎだらけの着物を着ていても、お正月は晴れ着を着せられ一家揃って祝ったものである。下駄や足袋も新しく買って貰い嬉しくて、足袋の3枚のこはぜを填めるあの感触、今でも忘れられない。足袋の寸法は、〇〇文半(もんはん)などと言っていたことを想い出す。

 注 新制中学?? 今では死語になってしまったが、戦後 教育制度改革で633制となり旧制中学と区別する新制と言っていた。