さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北アイルランドさいはてへ

2011年10月01日 | 英国



ベルファストから出るバスに乗り、海岸線を北上してアイルランド島北のはずれに行きました。当然人は少なく、途中にあるのは小さい村ばかり。


                                    ベルファストの大学に留学していた友人↑

この友人の案内でベルファストをいろいろ回りました。こちらでタクシーに乗るときは、乗り場でみんな「どっち方面?あっち方面に行くひといない?」と他人同士ができるだけ一緒に乗ります。思い出せばソウルでもそうでした。英国や日本ではあまり見ない習慣ですね。同じ方向に行くならば、だいぶ節約できるのにネ。

日本では、たまに運ちゃんが話しかけてきたりしますよね。わたしはタクシーに滅多に乗らない人なんですけど(^益^;。英国では、前列の運転席と客が乗る後部席とは透明の壁でしっかりしきられていて、話なんぞするわけもありません。作りもそうなんだけど、馬車のイメージが残っている感じですね。後部は向かい合わせに座れる箱型の感じですから。料金を払うときは、降りて窓ごしに渡すんです。ソウルでは、客はひとりなら前に座る人がほとんどだったようです。運転がすごく荒っぽいので、わたしは後ろに乗りましたけど^^;

北アイルランドでは、客は前に乗って、運ちゃんと話します。とにかく話す。これは、どんなところでも、人が居合わせれば話すんです。こちらでは人々はひっきりなしに口を開き、どうでもいい世間話をするという習慣があるらしひ。なのでわが後輩は何年か北アイルランドに住んでいるうちに、すっかりその習慣が身について、天気のことやら政治のことなど、とにかく運ちゃんと話し続けていました。イングランドでは考えられないことだなぁ~。

日本ではどうなのかな。大阪人は、知らない人と「どうでっかー」とか「もうかりまっかー」ってやるの?わたしのかあちゃんはデパートの食品売り場で、知らないおばさんに「これおいしいのよ」とか、列車のなかで旅行者に「あそこはよかったわよぉ」とか話しかけることがあります。相手はおばさんに限るようですが。

考えてみれば、わたしは街で他人に話しかけられたり、話しかけたりすることは
少ないなー。

記憶をたどってみれば・・・

浅草の繁華街を歩いていたら、黒い縦縞のスーツにエナメルの靴、パンチパーマの人に「にいちゃん、仕事!」と言われたことがあるなぁ。どんな仕事だったのでしょう
( ゜Д゜)y-~~ 上野駅のガード下では、「にいさん、自衛官募集しているんだけど…」と言ってきたおじさんもいました(ちなみに同じ人に同じ場所で、年月を経て誘われました。おれが務まるとでも思っているんでしょーか)。新宿でパチンコをしていたら、隣のおばさんが「入らないわねえ…」と話しかけてきたり。何て答えればいいんでせうか。渋谷では派手な服を着たねいちゃんが、「美術展にどうぞぉ。無料ですよ~」と詐欺まがいの勧誘をしてきたりするし、外国人が「クスリいらない?」と寄ってきたりする…。平日に街をブラブラしていると、変な人に声をかけられるもんですw(゜゜)w

わたしが話したいタイプの人は、街で他人に話しかけられたら困っちゃうタイプの女性だったりします。

もちろん知らない男の人に話しかけるなど、とってもできないタイプだったりする
わけです。

考えてみれば、そういう人は浅草の繁華街や上野駅のガード下、新宿のパチンコ屋や渋谷の路地裏なんかにあまりいませんよね^^;

(゜゜)アッチョンブリケ!



廃墟となった古城(?)がありました。一部が崩れて海に落ちたという話を聞きました。