桂林から車で2時間ほどの龍勝へやってきました。4年ぶりの再訪です。
ここは長い間、少数民族がひっそりと暮らす秘境とされていた地です。
みんな同じ苗字。通貨は必要なく、物々交換で成り立つ社会だったとか。
80年代に初めて村から大学へ行って学位を取る若者が出たそうです。
今でも車で行けるのは途中まで。細い山道を歩いて登らなければ
なりません。
4年前には観光客向けのホテルが立ち始め、大きな冷蔵庫を4人で
必死に担いで登っているのを見ました。今回はその山道も石畳で
整備され、電化が進んでいるようでした。
そして途中には簡単な土産を売る屋台が出ており、観光客に一生懸命
何か買わせようとしていました。便利な道具をそろえる近代化のためには
外貨を稼がなければなりません。こうやって資本主義は、地上すべてを
飲みこんでゆくのです。
さて車で移動中に激しい雨が降り始めました。
きょうは棚田を見ながらの山登りが待っているというのになぁ・・・(ΦωΦ)キュピーンw
でも到着すると、雨はなんとか小降りになりましたぁ~^^
景色はあいかわらずきれいでしたが、なにやら観光客が増えている。。。
前回いくつか新しいホテルが建設中でしたが、建物も増えている。
「少数民族がひっそりと暮らす秘境」というイメージは消え、
「観光地」に変わりつつありました。
ちょっと寂しいな、って思うのは贅沢なんでしょうね^^;