さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

龍勝へ

2011年10月10日 | 中国



桂林から車で2時間ほどの龍勝へやってきました。4年ぶりの再訪です。

ここは長い間、少数民族がひっそりと暮らす秘境とされていた地です。
みんな同じ苗字。通貨は必要なく、物々交換で成り立つ社会だったとか。
80年代に初めて村から大学へ行って学位を取る若者が出たそうです。

今でも車で行けるのは途中まで。細い山道を歩いて登らなければ
なりません。

4年前には観光客向けのホテルが立ち始め、大きな冷蔵庫を4人で
必死に担いで登っているのを見ました。今回はその山道も石畳で
整備され、電化が進んでいるようでした。

そして途中には簡単な土産を売る屋台が出ており、観光客に一生懸命
何か買わせようとしていました。便利な道具をそろえる近代化のためには
外貨を稼がなければなりません。こうやって資本主義は、地上すべてを
飲みこんでゆくのです。



さて車で移動中に激しい雨が降り始めました。
きょうは棚田を見ながらの山登りが待っているというのになぁ・・・(ΦωΦ)キュピーンw

でも到着すると、雨はなんとか小降りになりましたぁ~^^



景色はあいかわらずきれいでしたが、なにやら観光客が増えている。。。
前回いくつか新しいホテルが建設中でしたが、建物も増えている。

「少数民族がひっそりと暮らす秘境」というイメージは消え、
「観光地」に変わりつつありました。

ちょっと寂しいな、って思うのは贅沢なんでしょうね^^;



村は賑やかに変化していますが、棚田は少し荒れて?いる様子。



あのなつかしい橋を渡って村に登ってゆきます。



夏なので、棚田は見事な緑色。
水をはった季節や、穂が実る時期も是非見てみたいなぁ。



ようやく村に到着。

前回は激しい日照りに辟易しましたけれど、今回は小雨で登りも
それほど苦しくなかったよ^^