さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

龍勝の集落を巡る

2011年10月12日 | 中国



雨もあがり、宿に荷物も置いたので、ひと休みしてから散歩に出ました。
右側の道のメイン通り(?)はすべて舗装されていましたw(゜゜)w
左の石段を見て下さい。4年前はほどんどこんな不ぞろいの石畳・石段や、たよりない土の道だったんですよ。。。それが今回はすっかり整備されていましたw

ちなみに車は通れません。家を建てるにも木材を一本一本
かついで持って上がるんです。
この石畳も、一枚一枚こちらの人々が運んで山道を登ったんですねェ・・・。



     こちらが村の小学校です。
      なんだかかわいい建物でした^^



             こんな支えで大丈夫なのかぁ? ( ゜Д゜)y-~~

 

この道をずっと登ってゆくと、あの山の向こう側には
また広い広い棚田が広がっているんです。
2~3日滞在すれば、そちらにも行けるんだけど^^;
温泉もあるらしいです(=゜益゜):;*.':;
次回はそこかぁ~(^益^)b



        おじさんが座っていました。。。
            何をしているのかは不明w



細い道が続いています。
天気がよければ、おべんと持って長い遠足に行きたいねえ。


地震や火事は、大丈夫なのかしら???

会いに来たチェングォは親友です。
何が起こっても、どんなことになってもそれは揺るがないでしょう。

でも残念なことに、中国と日本の政府はいがみあっています。
また両国民の間でも、悪い感情が表に出てきます。

チェングォとわたしも、いろんな話をしていて、そこを避けて通ることはできません。
 そこでどうなるかというと…。

親同士がケンカをしている恋人同士を想像してみてください。
もしくは仲の良いふたりの所属するそれぞれのグループがいがみあっているとか。。。

親同士や、対立するグループの連中は、とにかく相手の悪いところを主張します。
それなりに理由があったりするわけですが、一面的で自己中心的になりがちです。

でも仲の良いふたりは、悲しい気持ちになりながらもなんとかうまくやれる方法が
ないものか、と考えます。

そして相手方の落度を指摘するよりも、自分のほうに目がゆき、恥ずかしくなります。

相手方にだって問題はあります。でも、まず「おとうさん、おかあさん、やめてよ!」
という気持ちになるんです。理屈よりも、感情が先なのかな?
「どっちが正しくてどっちが悪いか」より前に、「仲良くやれる方法」が先なんでしょうね。

わたしは文学者で、政治家にはなれません。チェングォも政治家や官僚より、
学者を選びましたなぁ^^;

しがらみで頑なになった親同士の話し合いより、次世代の子供たちの共感があれば未来は暗くない、と思えます。

理性は寛容の精神、つまり「我慢」の上に成り立つでしょう。大人になるのは大変なことです。一方で信頼と共感を手に入れることは、それほど大変なことではないかもしれません。そりゃ「嫌いだ」という感情を、努力で「好き」に変えようなんてムリ。でもそれほど意識的な努力なんてしなくっても、人間同士って共感が得られるものなのかもしれませんよ(^益^)b