別所温泉にやってきましたが、ここは塩田平というエリアで、古いお寺が散在
しています。温泉に入る前に、そのひとつ安楽寺に立ち寄りました。
おお、きれいなお寺です。
本堂も見ましたけれど、ここには裏手の山の上に国宝の「八角三重塔」があり、
それを拝みにまいります。
ものすごく静かで、普段どれだけ雑音のなかで暮らしているのだろうか、という
ことを思い出します。こんな静寂のなかでしばらく住んでみたいなぁ。
はい、こんにちは。
おおっと、いよいよ見えてきました。
ほおお、これは四重塔に見えますが、一番下は「ひさし」のようなもので、実は
三重塔らしいのです。建立は鎌倉時代末期、1300年頃。もう700年以上も立って
おられるのですな。。。
約700年前の職人さんたち、中国から伝来した知識や技術を集結して建てられたの
でしょうけれど、どのような生活を送ってたのでしょうか。。。
板の歪みが年月を感じさせますねェ。そしてその上に繁殖した植物の精一杯生きて
いる姿。日常のつまらない悩みなどが小さくなってゆく気がします。