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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

稚内の居酒屋 爺婆

2021年04月28日 | 北海道シリーズ


国内外の酒場、いままで幾多の居酒屋に入った私であるが、昨夜の店はまさに最悪。
引きずってずっと不愉快だったので、この翌日の店はいつものワクワク感はなく
若干おそるおそる入った。「爺婆」ってどんなだろう?

昨日は広い店に誰もいなかったが、ここに入るとほぼ満席。「婆」のワンオペで、
「こんばんは~」の声も聞こえず調理に一生懸命。他のお客さんたちが「ほら、
お客さん来てるよ~」と婆~ちゃんにあちこちから声をかけてくれた。常連さんたちは
和やかで、昨夜となんと雰囲気が違うことか。あいているカウンターに座れました。
ちなみにこのあとにも客が来たが、もう一杯だから断られていました。

ちなみにここ稚内よりも、お隣の「南稚内」のほうが繁華街が賑やかなようであるが、
電車はほとんどないし、少し寂れたこちらで連日飲んだのである。


ホッケのちゃんちゃん焼き。ホッケはむかし「安くて大きい」という貧乏な若者には
定番のつまみでしたが、いまや獲れなくなっちゃって、小さくて安くもない魚に
なりましたね~。でもここでは高くなかったです^^;


目の前に説明がありますが、「もっきり酒」とはグラスに「もっきり注ぐ」そうです。
注文すると酒の銘柄は「どれにしようか?」などという呑気さ。400円。

婆~ちゃんは明るくてフレンドリー。爺がお亡くなりになったという話を聞いたので、
「すると爺婆という店の名前だけど、そうでなくなっちゃったのですか」と言うと、
「そうなのよー。去年で、婆だけになっちゃったw」というお話。店をひとりで
切り盛りするのも大変でしょうが、地元で愛されている店のようです。