なぜ氷の国、アイスランドかと言うと、わたしは「最果ての地」が好きなのである。冒険心や好奇心か。そしてオーロラにも憧れる。もともと星空も好きで、人里離れた真っ暗なところに行くと、ついつい夜空を眺めに外へ出てしまう。冬の北極圏に行けば、緑、紫、赤、オレンジ、黄など、さまざまな色に織り交ぜられた光のカーテンが空に広がる…。そんなオーロラを是非一度見たかったのです(^益^)
アイスランドは火山島である。だから温泉もある^^ 溶岩の大平原の真ん中に、だだっぴろい露天風呂があるそうじゃないですか。英国でシャワーだけの生活は、風呂好き、温泉好きのわたしには悲しかった。湯船に浸かりたい。暖かいたっぷりの湯のなかで、手足を伸ばしてのんびりしたいという気持ちは募っていた。さらに英国のまずい食事に辟易していたので、アイスランドの料理も楽しみであった。
そしてかの国の歴史にも関心があった。この日の沈まない島は、すでに紀元前に発見されていたらしい。その後アイルランドから修行僧などが細々と移り住んでいたようだ。それはそれは想像を絶する、恐ろしい氷の秘境への旅、そして厳しい孤独の生活、いやぎりぎりの生存であったことだろう。おそらくはたよりない小船で、先のわからない海を北へ北へと向かって行くのは、いったいどんな心境だったのだろうか。そして氷と岩石に覆われた無人の島で、どのように暮らし始めたのであろうか…。
9世紀に政変が起こったノルウェーから、土地を追われた移民が流れ着いてから、本格的な入植が始まったようである。最初は平原の真ん中で話し合いが行なわれたという。それが裁判所となり、代表制の「国会」となり、人類初の代議士制度が生まれたらしい。
まあそんな政治の歴史よりも、白夜の北極圏がどんな世界なのかを、とりあえず見てみたかったのである。これから数回にわたって、冬のアイスランド滞在記をお送りしましょう。
こぉんなとこまで行ったとは、何かすごいネ
大昔、まだ何もないところに到着した人たちは、食料調達や暖を取るのにいったいどうしたのやら・・
人類初の代議士制度とは初耳の驚きデス
極寒地じゃホコリさえ凍るから空気がうんと澄んで綺麗なんだと南極からの報告をついこの前読んだのだけど、それで頭も冴えるのかな、発祥ってすごいナ・・
白夜、夜がないというのは瞬間しか想像できなくて、そういうのがずっとというのはどんなのかな・・
空気がきれいなのはいいねえ。ちなみにアイスランドは地熱を利用しているので、クリーンエネルギー。排気ガスも花粉もないとはうらやましい限りですw
それにアイスランドと言えば
いまタイムリーな話題だし!
火山島だなんて知らんかった~
火山噴火で初めて知ったのでした