さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

天津を歩く 北京・上海の旅13

2010年09月07日 | 中国


さて食事のあとは街の散策。「古文化街」という名前に惹かれてガイドブックを見てみると、800年以上の歴史を持つ古い街並みだとか。「古い書籍、古玩具や伝統的な手工業製品」なんてとってもよさそう(^益^)b



ちょっと歩いてみると…ムムム…なんだかお土産屋さんっぽい…il||li _| ̄|〇 il||li



古いお寺があったので、拝観料を払って中に入ってみました。
あまりなんてことないお寺でした…w



しかし「工芸品のパフォーマンスあり」といった表示をみて裏手に回ると…。
おお、このおじさん、何かとても有名な人で、細かく字を書いたり掘ったりの名人だとか。「髪の毛に字を書く!」といって、顕微鏡が出されており、覗いてみると、確かに何か書いてあるではないでーすかw(゜゜)w



これは印鑑の上に、有名な詩が掘られております。チェングォは東京で会った私の甥っ子と姪っ子にひとつずつ買ってくれました。

それだけではなかった。おじさんの招きによって奥にある部屋の陳列棚に誘われ、見てみるとすごい芸術品が並んでおりましたー。そこに、水晶にものすごく複雑な紋様が書かれている一品が~(^益^;

チェングォはとても気に入り、私に「是非買っておくべきだ」と主張。いいお値段でしたが…買ってしまいました…_| ̄|〇



それからブラブラと川沿いに駅へ向かい、北京へ戻ったのです。
途中、川では腹の出たおじさんたちが泳いでおりました。
ものすごく蒸し暑いので気持ちはわかりますが、川の水はとてもバッチイですwww

いかがなものかと…(^益^;

天津へ 北京・上海の旅12

2010年09月05日 | 中国


北京から南東へ100kmあまりでしょうか、天津へ日帰り旅行に行きました。以前は列車で片道3時間あまりかかったらしいですが、いまは新幹線が通っており、なんと35分!余裕で往復できるんです。





ご覧下さい。時速332km!すばらしく快適です。
列車は全席指定。入口に水のペットボトルが出されました。ひとり一本ということなのでしょうが、ちらほら2本持っていく奴がいます^^; 列車が走りだすと、小学生の少年が向こうの車両から余っているやつを手に持てるだけ持ってきます(^益^;

その後ろから、お母さんも両手にこぼれ落ちるほど抱えて一緒に歩いてきました…。
(゜゜)w



天津に到着。街には高層ビルや高層住宅が所狭しと乱立。広い国土なのですが、開発のスピードはとんでもないようですぞ。



見て下さい、こんなのが建設中ですぅ。。。



到着したら、すぐに昼食^^ 「天津飯」をすぐに思いつきますよねえ^^ 私は小学生の頃、近所の中華料理屋のメニューで、一番左(一番高いやつ)にこれが書いてあるのを見ました。あるとき、思いきって「てんつどんくださいっ」と注文したことがあります(^益^;

それを本場で食べるかー、と思いましたが、チェングォが「天津に来たなら、まず一番有名なのが小籠包だよ」というので、それに従うことにしました。

チェングォは携帯で有名店を検索、さらに地図を見てどんどん連れて行ってくれます。

それがこの写真の店だー(=゜益゜):;*.’:;



メニューの写真を眺めて、とりあえず右の甜面醤のかかったダックちゃんに心が惹かれる^^ 北京を離れたって俺たちは一緒だっ(^益^)b



わかりますか?ヒント、ゼリーみたいな食感です…。あ~~ん^^;



エビとくればチリソースが人気ですが、この塩味炒めが好きでして^^;



さ~あ、きたぞー!これはお椀に乗せて食べます。皮が破れたとたん、熱い濃厚なスープが溢れ出してきますからねー(*´д`*)ハァハァ



小籠包の中身は、海鮮や肉やら野菜やら、とても選びきれないほど沢山あります。チェングォに注文をお任せしたら、いろんな種類がアレンジされているものを頼んでくれました。



こりゃ豚肉ですね^^



おお、お次はプリプリしたエビかー^^ 海鮮の汁が激ウマ(^益^)w



おお、回転寿司みたいに、食べた蒸し器が山積みに^^; ひとつずつ、こいつの具はなんだか、小さい紙切れが入っているんですよー(^^)ノシ

北京の散策は続く 北京・上海の旅11

2010年09月03日 | 中国



チベット仏教である雍和宮のすぐ近くには、古代中国の賢人、孔子を祀った孔廟があります。長崎にもありましたなあ。

ひと通り見物が終わって土産売り場に行くと、切り絵の職人がおり、「福」や「寿」といった文字が十二支の動物たちの細かい絵で描かれた作品を売っていました。大変な職人芸であるだけに立派なお値段でしたが、売り場の素敵なおねいさんの流暢な英語の説明に感動し、巻物になった一品をつい買ってしまう(^益^;



さてそこからしばらく西へ移動。蒸し暑くて歩くのはちとつらいですが、北京の街並みを見物しながらぶらぶらと(^益^;

そして到着したのが、上の鼓楼です。時間になると太鼓を鳴らし、街の人々に時間を知らせた時計台のようなものです。見張り台の役目もしていたらしく、上に登ると街を広く見渡せます。

ちょうど太鼓を鳴らす直前に登ったので、どうぞご覧ください~(^^)b

北京:鼓楼


鼓楼の向こうにあるのが鐘楼。あちらは巨大な鐘があるそうで…。歩くの疲れたから、あっちはパス^^;



少しゆっくりしようと、オサレな通りを散策。かき氷の上にマンゴーや小豆、スイカやイチゴなど選んで6種類ものっけてくれる豪勢なやつを食べる。いいぞ中国!(^益^)b



というわけで、こういう喫茶店のひとつでチェングォと待ち合わせをしました。



夕食は、こじゃれたレストランにしてみました。ま、一回ぐらいはこういうところも^^;

飲み物のリストにはワインも並んでいました。若者の集まるエリアですからね。実際品ぞろえはたいしたことありません(こっちが贅沢すぎる^^)。目についたのが中国産のワイン。中国も北西部、シルクロードのエリアでは、土地が乾いていてブドウができるんです。

なかでも少し有名なのがこの「グレート・ウォール」、つまり「万里の長城ワイン」。ランクがいろいろあり、「最高のブドウ、カベルネ・ソーヴィニオンを使った高級品」などというものもありましたが、期待できそうもないのでスタンダードのものを選ぶ。

お味は御想像にお任せします…(^益^;

実は中国には「楼蘭」というブランド・ワインがあると聞いていたのですが、ついに見つからなかった。残念無念。



かき氷のあとにアイスティーも飲んでしまったので、いまひとつ食欲に力が出ない。というわけで、茄子の冷たい料理。うみゃい^^



酢豚も上品でせう?スカしてるとゆーか…。すくねーとゆーか…w



チェングォにNouvelle Chinoise という言葉を知ってるか?と尋ねてみました。
フランス語を使っている通り、西洋料理風に作られて、西洋風にいただく、まあキザくせー中華です。

やつはまったく興味を示さず、「知らない」とだけ答えていました^^;


北京の街を歩く 北京・上海の旅10

2010年09月01日 | 中国

この日はチェングォには大学の仕事があり、別行動で北京の街を探検しました。



朝はホテルのすぐ横にあるオリンピック場を散歩しました。滞在中、午前中はだいたいこのような曇り空でしたが、午後から日がさしてきて気温が上昇します。湿度がとにかくひどい。今年の夏は、例外的に暑かったらしいです…w

ここから地下鉄を乗り継いで、雍和宮というチベット仏教の寺院に行きました。
北京の地下鉄システムは素晴らしく近代的です。しかしまだまだ人々は慣れていないらしく、電車のなかのTVスクリーンには、「降りる人を先にしてから乗りましょう」とか、「線路に降りるのは危険です」などといった映像を流しています。

それでも割り込んだり、座ろうとダッシュする人もちらほら(^益^;

それとですね、中国の地下鉄では、携帯電話が自由に使えます。なので突然大声で会話を始める人、宙を見て眉間にしわを寄せ、話している相手に大声でしかりつけているコワイおばさんがいたりします。やはり日本のように禁止のほうがいいなあ^^;



さて到着~。都会の真ん中にありますが、とっても巨大な寺院です。



夏の観光シーズンということもあり、やはりここにも人が沢山いました。



中国の線香は、まるで松明のようにぶっとい。左端の女性のように、深々とお祈りをします。



中国のお寺は、どこも色彩が煌びやかですよねえ。



というわけで仏教建築は、日本に入ってくるときに渋く単純化されたのでせう。私はやっぱり自分の国の様式のほうが好きですけどね^^

ここで係長に、お守りを買ってやったんです。ちょっといいやつを選んでやりました。「持っているだけで素敵な女性がワンサカ集まってくる」という夢のような御利益のものがあればよかったのですが、ここは控えめに「避邪」にしておきました。よかったのだろうか…
w(゜゜)w