さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ジュヴレイ シャンベルタン クロ タミゾ 1999

2013年12月24日 | 



ドメーヌ・ピエール・ダモワのジュヴレイ―シャンベルタン、(クロ タミゾ)です。
平均樹齢70年以上という古い木のブルゴーニュです。

いきつけのワインバーで、お勧めのブルゴーニュを聞いたところ、ソムリエールに
「しっかりしたボディ、それとも香り重視?」と聞かれたので、そのおねいさんは
しっかりしたボディの方でしたが、ワイン好きの友人と「香り!」と意見が一致。
そうするとこれを出してくれたのです^^

グラスに少し注いだだけでうっとりするような花の香りが立ち上り、口に含むと
フランボワーズやカシスといった果実味が広がる。このところその友人とはお決まりで
この店でブルゴーニュ、そして香り重視の選択です。

そういえば季節ごとに会う友人、このところA君とは日本酒が充実した居酒屋、
B君とはグルメ系の居酒屋、C君とはがっつり系の居酒屋、D子さんとはイタリアン、
E子さんとは…とすっかり定番になりましたねー。うしろのふたつウソだろって?(^益^;



ブルゴーニュを一本飲んだあとは、いつもボルドーをグラスで一杯。
一杯にしなきゃいけないんです。前に雪崩式にエンドレスになり、次々に勧められる
極上のワインを飲み続けていたら、お勘定が大変なことになってしまったのですw


阿部勘 純米吟醸発泡にごり酒(大噴射)

2013年12月24日 | 



12月になると、毎年恒例の「阿部勘 発泡にごり酒」だ^^

贔屓にしている酒屋に早くから予約する。何年か前から、こいつは予約をしておか
ないと手に入らなくなってしまった。そして予約の際、必ず「大噴射するので、気を
つけて下さい~」と念を押される。去年は蔵のほうが知らない人には売らないで
くれ」と酒屋に言ったそうです。私は「毎年買っているから大丈夫ですよ~」と
余裕シャクシャクで注文したのですが、やっぱりブチまけてしまったw

そうなのです。もう大噴射なのです。大きなボウルを受け皿に置いておくなんてのは
通用しません。去年は大きなボウルを下に置き、口から上に向かって噴射するもの
だから、お椀を下に向けてそいつを口の上のかざし、下のボウルに落とす、という
作戦にした。

しかし、蓋を開ける前に、その上にかぶせてあるカバーを「ペリペリ…」とやり始めた
途端に「バウンッ‼‼」と蓋が吹っ飛び、お椀をかざしていた隣の奥さんにぶっか
かったw

その前の年は、友人が蓋を取ろうとした瞬間にぶっぱなし、そいつの奥さんの頭に
蓋が直撃。「あっ!」と驚いている間に中身は部屋中にぶちまけられた。そのとき
よりは去年のほうがましだったのだが。

今年こそは一滴たりともこぼさないよ!今年は酒屋に予約を取る際、「あまりにも
事故が起こるので、もう蔵元は一升瓶では売らない、と言っているのです~w」と
言われてしまった。「毎年楽しみにしているんだから、大丈夫です!(ウソ)」と
言ったら、「じゃあ一応頼んでみます。うまくいけば詰めてくれるでしょう」ということ
だった。

そして~~♪ 無事一升瓶が届いたのですぅ~~♪

去年服の上からぶっかけてしまった奥さんの家が、新しくリフォームしたマンションを
手に入れ、そこのお披露目パーティーがあった。「阿部勘発泡」はお祝いに最適では
ないか。「毎年ぶちまけているんだから、お風呂でやってくれない?」と旦那に言われ
たが、「大丈夫です!今年の準備は完璧ですから!」と強行(^益^)b

今年は大きなボウルの上に一升瓶を立て、その上に大きなデカンターを逆さまに
かぶせる!どんだけ大噴射しようとも、下のボウルに落ちるはずではないか!

デカンターをかぶせる係。一升瓶を支える係、そして俺が蓋をはずす係だ。完璧!
カバーをペリペリとはがすときからぐっと抑えておく。手をはじいて蓋が飛ぶんだよ。
案の定、カバーをはずしかかった途端、蓋に飛び出す尋常ではない圧力がかかる。

いくぞ、はずすぞ!とデカンターかざし係に伝える。

 ブバンッ!!!

もう何が何だか、横に酒が飛び散り、なんとかかざしてあるデカンターの内側に
噴射された酒は当たって下のボウルに落ちたのだが、泡立っているためにボウルは
一気に一杯になり、ぶわっと溢れて床はびちゃびちゃ… _| ̄|〇

そうか、泡立っていなければボウルに酒が溜まって終わったのに、めちゃくちゃに
泡立っているから膨れ上がってしまったのね…。またひとつ学習したぜwww

立ててあった一升瓶には、2~3割しか中身が残っていませんでした。それくらい
噴射するんですよ。泡立っているから飛び出す量は何割増しにもなってさーw


ウィーンを去る

2013年12月23日 | オーストリア・チェコ



ついに帰国の時がやってきました。空港で夕日を見ていると、約ひと月前に早朝の
羽田で朝日を見た景色を思い出します。だいぶ昔のよう。



フライトはロンドンで一泊する行程。ビジネスクラスですが、ヨーロッパ内ではたいした
席ではありません。普通の座席で真ん中がないだけ。となりはお母さんで、幼い子供
ふたりが通路をはさんで向こう側にいました。その子供らは「お母さんこっち来て!」
と言うものだから、お母さんは向こう側で真ん中の席のテーブルを持ち上げ、3人で
座っていました。だったら最初からエコノミークラスでよかったのに^^;



ロンドンには夜の8時頃に到着予定でした。翌日朝早くの羽田行きに乗るので、
しかたなく空港近くのホテルに一泊となったわけです。ネットで予約すると、にゃんと
シェラトンが9000円という格安料金で出ていたので、それを取ったわけです。

しかしフライトは遅れ、ロンドンに到着したのは夜も10時過ぎ。すぐ横のホテルに
一泊するだけだっつ~のに、パスポート・コントロールにはディズニーランド真っ青の
行列。うんざりだよ!

さらにタクシー乗り場にも長い行列。空港がすぐ横に見えているホテルだっていう
のに、タクシーのメーターはジャカジャカ上がり、予想をはるかに超える3000円
近くも取られたのであった…。

さすがシェラトン、部屋はご覧の通りきれいで立派でしたよ。しかし8時間も滞在
しなかったからねェ。。。大きなバスローブも使わなかったしーw



ウィーンの空港で買ったモーツァルトのチョコレート・リキュール。ホワイトチョコレート
は初めて見たので、せっかくだから一本買いました^^

しかしねー、飛行機に乗る際にはこういう液体があると、やたらに止められてチェック
される。空港内の免税店で買ったものだというのに、うんざりだよ!



とても甘いので女性向けですね(^益^)w
…とか思いつつ、深夜に一杯、と飲んでいたら、自分で一本飲んじまったwww


*さてさて、ウィーンの様子をビデオ編集しました。是非ご覧ください(^益^)b

ウィーン


新王宮内の博物館

2013年12月22日 | オーストリア・チェコ



コンビ・チケットになっているので、王宮宝物館に加えて新王宮内の博物館も見に
行きました。こちらには狩猟・武器コレクション、古楽器コレクション、古代ギリシャの
エフェソス博物館の3つが入っています。



内部はものすごく広く、人はほとんどいません。普段から客も少ないせいか、係員の
数も少ない。すなわちほとんど誰もいないだだっ広い中をひとりで回るわけです。



暗くなってから見て回ったら楽しいだろうね^^ 動きそう(^益^)



鎧にはいろんな形があります。思わず吹き出さずにはいられないようなデザインも。
女のスカートみたいなやつもありましたよw



私の好きなのは、おなかがデップリ出ている太っちょ用。こういうのは当然オーダー
メイドなんだろうねえ。



宮殿なので、ドアの向こうにドア、そのまた向こうに…と鏡を向かい合わせにした
ような感じに部屋が続いています。誰も人がいないってことが壮観!

在住市民はもちろん、観光客も古い楽器などあまり興味がないんでしょうねェ。
新旧ふたつの王宮を巡り歩きましたが、その歩いた距離だけでも大変なものだった
ですねェ。ひと月あまりものんびり滞在したオーストリア旅行もいよいよお終いです。


王宮宝物館

2013年12月21日 | オーストリア・チェコ



ついにオーストリア滞在も最後日になりました。最終日はホテルをチェックアウトし、
王宮宝物館に行きました。前日の美術史博物館とコンビチケットを買ったのです。



大きな宝石がこれでもか!と盛られた神聖ローマ帝国の帝冠です。これがハプス
ブルク家にタナボタで転がり込んできたことから、オーストリア帝国の歴史が
始まったわけですねェ。



王位もそうですが、はるかにささやかなグループの「長」だって、やりたくないとか
関心がない、といった人に票が入り、やりたくてしょうがない人は人望がなかったり
するものですよね~。私はこんな服、着たくありませんねえ。票も入らないけど(^益^;



おにぎりよりデカイです。「ずんだクリームあんぱん」くらいでしょうか。
食べ物に例えるなって?それくらい縁がないってことでしょーかーw



ものすご細やかな細工。見ていると吸い込まれそうになって、しばらくすると目が
くらくら回ってきます。こんな財宝を王室に売り込んだ商人は儲かったでしょうが、
税金を取り立てられている国民はどうだかな~。

しかし面白いもので、ほとんどの国民は王室が大好き。お姫様や王子様たちの
縁談や子宝の話題、ゴシップなどは尽きることがなく、ちらっとでも見ることができれば
涙をためて手を振り、彼らは着飾って王宮で優雅に暮らすものだと思っている
わけです。

そういう人たちにとっては、腹が減っていても、そういう祭り上げたものを崇拝する
対象が欲しかったりするものなのかな。震災・原発事故で家や土地を失った人々が
沢山いるのに、原発を再開して東京オリンピックで莫大な施設建設費用を使ったり、
やたらに軍備増強をするほうが支持されていますからねェ。。。
いやいや、もっと身近に言えば、食費にこと欠くのにスロットにつぎ込んでしまったり、
借金してまで結婚披露宴を豪華にするとかか?喫緊の衣食住よりも心の潤い?
違うかなw(^益^)w