さて次は博物館に行ってみよう。
なかなか立派な建物である。
特別展示は「世界の地図」。大航海時代に西洋人がやってきて作ったやつ、伊能忠敬
が作ったやつ、表記の仕方が変化していった様子などが展示されていました。
こういう特別展よりも、もっと萩の歴史に関するものを展示してほしかったなあー。
昭和レトロな品々を展示してあるエリアもありました。
毎度目が行くなあー、洗濯機。
大きなおもちゃみたいだ。
ちときれいすぎるな^^;
旧久保田家住宅を見物。萩にはこういった旧家がいくつもあるのです。
ここは幕末から明治初期にかけて建てられた商家で、呉服商から酒造になったとか。
萩は街並みもきれいで、こういった見物するところもたくさんあるのに空いています。
山陰でアクセスが悪いから、というおかげなんでしょうねェ。
ホレボレするような造りだよ^^ 芸術品のなかで暮らしているみたいです。
冬は寒いんだろうなあ~w
城址を出たあとは城下町を彷徨います。なにやら煙の匂いがする。焚火でもして
いるのかなと思ったが、萩焼の竈なんだとあとで気づいた。京都の寺町を歩いて
いると香ってくる線香の香りも悪くないが、焼き物を造っている煙の匂いがただよって
いるというのも風情があっていい。
城下町と言っても、このあたりは掘のなかで、城内だったとか?
世界遺産に登録されているそうです。
向こうから角を曲がって侍たちが歩いてきそうな雰囲気です。
突き当たって曲がり角になるのがいいですよねー。
これはまた素晴らしい風景。映画のセットみたいです。
城の石垣が残っていますね。
明倫館の跡。空き地になっていました。
先祖代々、侍の末裔の方々が暮らしているのかしら?
これくらいの壁だと、中は普通の方々じゃないだろうなあと思いますが。。。
歩き回っていると海辺に出ました。
あれはお城のある指月山だねえ。
萩には3泊するので、今日明日とまるまる2日間、萩を彷徨います。まずは街巡り
バスに乗って西のはじっこから、城址を見物することにしました。うしろに見えて
いるのは指月山(しづきやま)、あの頂上にもお城の詰丸があって、城下を睨んで
いたそうです。登れるのかな?
お城はなくなっちゃってます。でも入場料はとるな。。。
こんな立派なのが建ってたのですなあ。
きれいに整備されてて散歩にはいいな。
指月山に登る山道があったので、行ってみることに。萩の街が見渡せるかな?
少し登ったところで「うおっ!」。「展望台なし」って書いてあーるーw
それならやめとくか。。。 しかしあとでお屋敷見物をしているときに案内の人と
話していたら、「3か所、景色が見られるところがあるんですよ」と教えてくれ
ました。ううむ、いたしかたなしw
天守閣のあったところ。址だけだ。
ま、こんなもんだろう。
萩は城内、城下町が美しく、いろんなお屋敷を見物できるそうだから、地図を見ながら
ひとつずつ見て回りましょう~(^益^)b
バスは秋吉台のトラスト台地を突っ切って萩に向かいます。食堂のおばちゃんが
「萩に行くバスは一番景色のいい所を通るのよー」と教えてくれました。
ちなみに萩に向かうルートを「駅すぱあと」で検索したら、一度今朝出発した
湯田温泉まで戻ってそこからまた向かっていくというげんなりするルートが出て
きました。それはあまりにもうんざりなのでいろいろ検索したら、ちゃんと萩に
向かうバスがあるぢゃねーかー!
バスは空いていました。あれだけ人がいたのに、ほぼみんな自家用車なんですね。
ちなみにコロナが流行ってから、バスの一番前の席が使用不可になっています。
運転手を守るためかもしれませんが、そろそろ解禁してほしいよなあー。
それではバスに乗った気になって景色をお楽しみ下さい^^
萩に到着。「萩駅」は街外れにあり、繁華街はこちら「東萩」なのです。
クーポン券の使える酒場を探して居酒屋に入りました。
店員はひょうきんなおっちゃんで、カウンターには「おっちゃんの取扱説明書:
「耳が遠くて忙しいときは呼んでも聞こえなかったりすることがあります」「対応:
もう一度呼ぶしかありません」とか、いろいろ注意書きが置いてありました^^;
山口の酒、飲み比べセットを注文。知名度で言えば獺祭、東洋美人、雁木の順番
だろうけれど、味わい深く日本酒としての深みが一番感じられるのが雁木。
一般受けするように味を洗練させすぎると飲みやすいが個性に欠けるぞ。
するとおっちゃんも同じ意見で、酒好きの心が通い合う♪
こうなると調子に乗ってきて、濃い酒に合う馬刺し。
なんだか覚えてないが、お燗に合うやつをおっちゃんに勧めてもらう。
フラフラと千鳥足で2軒目を探して「繁華街」を歩くが、それらしい店がないっ!
寂しいぞ萩!!!
秋吉台の広々とした空気を十分に吸ったら、ふたたび秋芳洞の洞窟へ戻ります。
「黄金柱」だって。鍾乳石は、1cmに100年かかるとか。人間の時の感覚とは
だいぶ離れてるよなあ。
俺もだいぶ長く生きてきたけれど、こいつはずっとジワジワ・・・w
「巌窟王」と名付けられた石筍。上からポタリポタリと落ちてきた滴で出来ました。
モンテ・クリストに見えるか?
なかなか見ごたえのある、長い時による造形美。
奥の橋を見ると、規模の大きさがわかりますね。
上からつららが出来てきて、下に届いたやつです。鼻水がダラ~っと垂れてきたとき、
テーブルにティッシュを置いてやってみましょう^^
こいつらもいつかは下に届くのか。。。
水面に上のつららが写っているぞ。
さあて入り口に戻ってきました。
食堂でなにやら名物の「かっぱ蕎麦」を頂きました。まさかキュウリが入っている
のかと思いきや、こちらで採れた山菜やとろろが入っている蕎麦でした。。。