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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

なつかしの尾道へ

2022年12月06日 | 四国・中国地方


倉敷をあとにして尾道へ向かいます。列車までちょっとあったので、倉敷駅の北口を
見てみると、ヴェネツィアみたいな時計台。その向こうには大きなショッピングモール。
南口の美観地区とは違った様相です。住み分けるのは大切ですよね。こんなのが
美観地区の近くにあったら興ざめですから。


ローカル線と化した山陽本線に乗ります。


久しぶりの尾道です。なんか駅前がきれいになっていて、ここも観光客が多いぞ。


しかし駅前から続くアーケード商店街はあいかわらずのシャッターが多い。


尾道ラーメンには背脂がプカプカ浮いています。


あ~むかし大和湯を見た記憶があるけど、中華料理屋になっていました。


なかなかに長い商店街ですが、かなり息絶え絶え。しかし昔もこうだったので、
頑張っていると言えましょう。ここにも郊外にショッピングモールがあるのかな?


おもちゃ屋さんも閉まってるかー。


海岸に出てきました。すぐ対岸に島が並んでいます。瀬戸内海は「海」というよりも
「水郷」とまでは言わないが「海路」という感じです。波はないし穏やかでいいねえ。


「おのみち映画資料館」に入りました。尾道を舞台にした映画といえば、大林宣彦の
三部作、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」をすぐに思い出しますが、
この資料館は系統が違うらしく、大林作品は扱っていません。

メインになっていたのは「東京物語」をメインに小津安二郎の作品。他にも新藤兼人
監督の乙羽信子作品など、古い作品がズラリと紹介されていました。残念ながら
写真撮影禁止なので、お見せすることはできません~w

「東京物語」はせつない映画ですよね。老夫婦に居場所がないって泣けてくる。
じんわりとボディーブローのように効いてくる話ですぅ~~。先日、「世界の映画
ベスト100」なんてどこで決めたんだか発表がありました。日本の作品では、なんと
「東京物語」が4位に!