尾道の酒場については特に情報もなかったので、ホテルの近くの「なお吉」という
店に入りました。駅の商店街方面とは反対の住宅地エリア。しかし京都、倉敷は
どこの店も混んでいたので開店すぐに行きました。するとやっぱりここもまもなく
満席。ほんとにおそるべし全国旅行支援ときたもんだ。
ここは赤提灯系ではなく、ちょっと高級系だったぞ。ま、せっかくなのでそれもいい。
「慈姑」って読めないよねー。「くわい」です。いまが季節らしい。素揚げにしてある
のですが、これが美味い―! 最初はまずビールを一杯飲むわけで、そうすると
合わせるには揚げ物系がいいなと思ったりするわけですが、酒場の定番である鳥の
唐揚げなんかだとスターターとしては重すぎる。こういう立派な店だとポテトフライ
などはない。このくわいくらいがぴったりなんだよ。
で地酒に突入するわけだ。そしておもむろに刺身。
奮発してカワハギだー。魚の中で何がいいって言われたらこれかなー。あとから
来た客が俺が食ってるのを見て「あれ何ですか」とか言ってました^^
人が旨そうに食っていると、自分も注文したくなるもんだよね~。
肝醤油にして一枚一枚食べていく至福。何枚かごとに酒がなくなるので地酒を順番に
飲んでいく。尾道の酒はあまり全国レベルの有名なやつはない(と思う)が、
こういう高級店では純米吟醸やら大吟醸が並んでいるので、どれも洗練されていて
それなりに美味いのです。次々に飲むのでコップが並んでしまうぞーw
酔っ払った勢いで2軒目はないかと商店街方面へ千鳥足。きれいな満月だよ。
むむむ、夜の繁華街があまりないぞ尾道ー。寂れたスナックは閉まってるしw
しかたなくセブンイレブンに行ってクーポン券を使い、明日の朝食を仕入れる。
生口島、瀬戸田は柑橘類が名物なので、千円券でおつりが出ないから少し贅沢に
こんなものを買いました。「海賊むすび」っつーのは村上海賊が「船で食べたで
あろう」という割とテキトーな名物(にしようとしている)です。いろんな具が
ごちゃごちゃ入っているのですw