先週の水曜日深夜から急に喉が痛くなり、それから約一週間軽い咳と喉の違和感が続いています。新型インフルエンザは高熱が出るということなので、そんなに熱っぽくもならない普通の風邪だと想い、まだ医者にも行かず市販の風邪薬で済ましています。
今週に入ってからスギ薬局で並んでいた風邪薬の中から、小分け箱(3日分500円)で安く売られていた生薬配合タイプの「改源」(ブログ『関心空間』の記事を読みますと、初期の風邪用の薬らしいですが‥‥)を買って飲んでいます。
今日梅田で食後によく利用している純喫茶「北のアメリカン」で、うっかりコーヒーの前に薬を飲んでしまい折角の味わいがただ苦いだけの残念なものになってしまいました。しばらくすれば元の味に戻るかとも想いましたが、一時間ほど経っても余り回復しませんでした。皆さんも気を付けて下さい。
さて、写真の本はユニークな日本経済の見方(味方?)をする増田悦佐さんの新著です。悲観的な日本の未来を論じる人は多いのですが、日本の都市集中化によるエネルギー効率優位や、知的エリートのレベルの低さと逆に、大衆力を特長とした日本の一層の成長など、数値データを駆使しながら独特の視点で読み解く将来には、アメリカ帝国衰退による次の覇権国としての日本が見えてきます。
同じ著者による『大阪経済大復活』も、そのベーシックな考え方から導かれたものとして興味深く読みましたが、それをよりスケールアップした日本という国家経済の場で展開したものです。
内向の世界帝国 日本の時代がやってくる 増田 悦佐 エヌティティ出版 このアイテムの詳細を見る |