千里山出身で漫画家をされている「田代しんたろう」さんから、久しぶりに楽しいメールを頂きました。田代さんは長年住まわれていた川口市から引っ越され、現在は大分の別府大学の方に招かれ漫画文化教育に活躍されています。
以前から韓国の漫画家の方達と交流を重ね、ユーモア年賀状展の共同開催を運営サポートされていたので、初めは季節がらその催しのことかと想ったのですが全く違っていました。
大分県のローカル・ラジオで、リスナーから可笑しな投稿を貰って、パーソナリティーがコメントを交えながら紹介していく、『夕方なしか!』という大分弁のトーク番組があり、毎月出される「なしか大賞」を初受賞したという(副賞の銘酒の写真付きの)近況報告でした。関西弁では「なんでやねん」という意味の大分方言の「なしか」を冠したこの賞は、地元では大変な名誉と尊敬を集めるものということです。
インターネットのポッドキャストで聴くことができるのですが、日常の片隅に転がっているネタにスポットライトが当たり、なるほど面白くて人気の程が分かります。方言の自由川柳といったところで、田代さんの漫画ともどこか通ずるものがあるのでしょうか。それにしても毎月紹介されるたくさんのネタの中で、栄えある大賞受賞はやはり凄いことに違いありません。