クリスマス・イブに今年も千里山キリスト教会のキャンドル・サービスに行きました。吉川牧師のお話の冒頭に「今年も残り一週間となりましたが‥‥」とありましたが、そうかイブは年末までのちょうど一週間の節目の日だったのかと、改めて月日の速さを感じます。
僕にとっては3回目のキャンドル・サービスなので、だいぶ式次進行にも慣れてきたようで、その内容にも少し心を留められることができました。
前半は『ルカによる福音書2章』にそってイエス誕生の物語が、低いトーンの良い声をされた牧師の朗読と、信者の皆さんによる聖歌隊の歌う美しい旋律の賛美歌を交互に重ねながら進みます。その後で牧師は福音書を詳しくなぞりつつ、約二千年前のキリストが生まれた過酷な時代と、利己主義的な現代社会をオーバーラップさせ、イエス・キリストの誕生そしてクリスマス・イブ本来の意味を解き明かしていかれます。
そして点灯したキャンドルの明かりだけで、『あら野のはてに』『もろびとこぞりて』など馴染みのある賛美歌を歌い、最後はいつものように『ハレルヤ』の四部合唱でしたが、今年は少し進歩してどこを歌っているのか楽譜を追いかけることはできました。
キャンドル・サービスを終えて集会室で恒例のぜんざいを頂いていると、知人のKさん・Oさんの両ご夫妻にお会いしました。皆さん一般住民で信者さんでは無いのですが、それぞれに心静かで楽しい時間を共有できたのではないでしょうか。
※ クリスマス・ツリーと礼拝堂の動画をYouTubeにアップしました。
※ Tさんが上弦の月も一緒に撮影されたシオンの丘の写真を送って下さいました。