千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

落ち葉掻き

2009-12-16 00:01:34 | 千里山花物語り

 千里山の桜並木や公園の銀杏などの紅葉もすっかり落ちきり、後は残されたたくさんの落ち葉の掃除に手間が掛かる季節となりました。千里山のシンボルとも言える第一噴水のベンチの上にも、周りに植えられた楓の小さな葉が積もって、タイルを不注意に歩くと滑って危険なのではないかと想える程です。
 今日は気温が低い割には風もなく穏やかでしたので、画廊喫茶「ル・パルク」に食事に寄ったついでに、その店前の銀杏の大木があるプチ公園に行ってみました。すると銀杏の落ち葉が数カ所に掃き集められており、しばらくすると大きなダンボール箱を抱えた小父さんが来られました。
「ご精が出ますね。それにしても落ち葉が多くて大変ですね」
「紅葉は綺麗ですが、後がね‥‥」
 お聞きしてみるとご近所にお住まいの方でした。
「これでも大きな枝を切って貰っているんです。でなければ家の庭まで入って来るので‥‥」
と言いながら、落ち葉を箱に詰める手を休めることはありません。
「‥‥これを木の根元へ運んで肥やしにするのです」
 僕は『葉っぱのフレディー』を想い出しました。見上げるとすっかり裸木になった枝の先に、わずかに残る葉っぱが最後の頑張りを見せ、初冬の薄い日射しの中で微かに揺れていました。

葉っぱのフレディ―いのちの旅
レオ バスカーリア
童話屋
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「田代しんたろう」さんの記事

2009-12-15 00:01:50 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 先日「なしか大賞」を受賞された千里山出身の漫画家「田代しんたろう」さんのことをブログで書かせて頂きましたが、一昨日千里山まちづくり協議会の年度総会に同席していたNさんが、「田代しんたろうさんが毎日新聞に文章(談話)を掲載されていたので、スクラップしましたが、もう読まれましたか?」というお話しがありました。
 「いえ、知りません。また読ませて下さい」ということで、翌日すぐにそのコ
ピーがポスティングされていました。
 それは『学校と私』という連載コラムで、各界の著名人が自分の学校生活を振り返り、最後に近況報告も添えて書き継いでいく企画のようです。2才から10才まで過ごされた小学校(現在の千二小)のことに冒頭で触れながら、当時の千里山の豊かな自然の中での生活や、のんびりした関西の郊外住宅地への懐かしさが、転校された東京の小学校と対比的に述べられています。
 後半は漫画家への切っ掛けとなった高校(東京)・漫画一筋の大学生活へと続きます。そして、現在は別府大学芸術コース(マンガ・アニメーション)の教授として大分県に赴任されています。後進の指導・育成なども含め、ますますのご活躍を期待しております。

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人を育てる経営

2009-12-14 00:32:47 | Weblog

 僕はよく出掛けた帰りに、阪急梅田駅のスーパー成城石井で、玄米おにぎり(かつお・昆布)と蒸しパンのシリーズ(今はカボチャが旬)を買います。おにぎりコーナーに玄米のものが有るというのは、かなりハイグレードなこだわりな感じがしています。
 先日、NHK総合『プロフェッショナル~仕事の流儀』(再放送)で成城石井の社長大久保恒夫さんを採り上げ、その人材育成経営を紹介していましたが、梅田店には立ち寄ることが多かったので興味深く見ました。社長が経営コンサルタントとして名を馳せる切っ掛けとなった、ユニクロの再活性提案のことなどに続いて、スーパーの店長の意識改革と成長を追いかけていました。
 従業員を纏めきれない店長を見守り、自分自身で悩みながら成長していくのを辛抱強く待ちます。自立し自信を持ち始めた多くの人材が育って初めて、経営が安定し企業も成長するのだと改めて感じました。
 そして今朝のNHK大阪の『ルソンの壺』でも、居酒屋チェーン「きちり」のアルバイトを接客のプロに育てる経営が話題となっていました。どちらも従業員の自立と成長を促し、人材育成が経営の基本にあります。厳しいデフレ時代を勝ち抜く一つの姿のように思います。

千里山まちづくり協議会の年度総会

2009-12-13 00:01:21 | 千里山INFO

 午後6時半から千里山会館でまちづくり協議会の総会が開かれ、今年度の活動・会計報告に続いて来年予定されている企画や予算についての議案が、全会一致で成立・了承されました。
 まちづくり作法集Part1『千里山の暮らしと住まい』の1000部増刷と、現在編集中のPart2『集合住宅の作法』の発行にともない、吹田市の景観まちづくり活動助成金が申請されており、認められる見込みという報告もありました。この助成金の付帯条件として、まちづくり研修会の開催なども含まれていることもあり、来年の企画の中に興味深いテーマの「研修会」が行われるようで楽しみです。
 その他「散策会」や上方落語寄席「ちさと亭」、また同じく好評の「こだわり展」などお馴染みのイベントも継続主催していく予定です。
 また今夜は特別な年度総会ということで初めて参加され、新たな会員としてまちづくり協議会に入って頂いた住民が何名かおられました。NPO法人「電線のない街づくり支援ネットワーク」の理事長をされているIさんもその一人で、千里山駅前の交差点とレッチワース・ロードや、街のシンボルである第一噴水の見苦しい電線の地下埋設の事案を、今後実現させていく大きな力になって頂けると感じました。このように新たな人材が加わり、より活発な千里山まちづくり協議会になっていくことを望みます。

Ovation iDea

2009-12-12 00:44:03 | Weblog

 最近は性能の優れた小型録音機が低価格で多くのメーカーから発売され、多くのミュージシャンやバンドなどに愛用されていて、僕もいつも身の回りに置いて思い付いたメロディーをメモ録したり、パソコンとUSBで繋いで多重録音したりと楽しく活用しています。
 先日大阪梅田のナカイ楽器本店を久しぶりに覗きに行ったら、個性的なプロダクト・デザインで人気のセミ・アコースティック・ギターメーカーのOvationからの、「iDea」という録音再生機搭載の新システムが目に付きました。搭載されたNEWデザインのギターもありますが、従来品のプリアンプ・コントローラー部を交換することにより、その新機能を取り付けることもできるというシステムです。昨年の夏から発売されていたらしいのですが、普段よく覗いている三番街のショップには出ていなくて知りませんでした。
 貰ってきた広告チラシを見てみると基本的な録音再生はもちろん、それを活かして創造する・学習するという付加価値を提案しています。そのために「OvationiDea.com」というWEBサイトを設け、音楽データやコンテンツをダウンロードしたり、楽曲コピーを容易にさせることなどサービスを広げています。
 僕も以前からパソコンにUSB接続で直接入力できるギターが欲しいと思っていましたが、それ以上の機能が搭載された「Ovation iDea」まではさすがに(そこまで要るとは)想像できませんでした。ヤマハなどでは早速同じタイプが出てくるのではないでしょうか。

WEBアルバム

2009-12-11 00:01:22 | 千里山INFO

 僕が管理している地域情報サイト『千里山.NET』では、いろんな方にコンテンツのご協力を頂いているページが幾つかあります。「ギャラリー」はその内の一つで、千里山に関する楽しい企画ものや、千里山の住民の方で趣味でスケッチを描いたり、こだわりのテーマ写真を撮られたりしているものを紹介させて頂いております。
 その時に良く利用しているのが画像の無料登録サービスで、写真やスケッチなどを自由にアップロードし、WEBアルバムを作成・公開できる機能の他に、それらの画像をスライドショーでも見られます。
 先日、千里山平和カーニバル「Rua Feliz (幸せの街路)」と同時開催された、「ダンパク(団地博覧会) in 千里山」の写真をトークショーや団地見学会に参加されたOさんから提供されましたので、WEBアルバムを作成し『千里山.NET』からリンク閲覧して頂くことにしました。
 当日はイベントの運営に関わっていた住民も多かったので、「ダンパク」に興味があっても少し離れた会場のちさと図書館に来られなかった方も、遅ればせながらこのWEBアルバムをご覧になりその雰囲気を感じて頂ければと思います。
 またWEBアルバムではこの後も、千里を始めとする野鳥の写真を撮り続けておられるHさんの作品を紹介させて頂く予定です。

※ 当日に上映された千里山団地の開発を記録した8ミリ映画や、団地室内を撮影した写真は残念ですが、主宰者からの要請により公開を控えさせて頂きました。

湯たんぽ (その3)

2009-12-10 00:22:44 | お薦めします

 夕方のニュースの時に、省エネなどで見直され近年ブームとなっている湯たんぽで、低温火傷をするケースが多いという注意を促すお知らせがありました。昔からその危険性はよく教えられていたことで、温まったら布団の外に押し出しておくことが良いようです。
 でもそんなことは実際は難しくてつい気持ち良く眠ってしまうので、僕も幼少時には何度か水ぶくれになった経験があり、なかなか治りにくく痕が残りやすかったように想います。
 ブログにも何度か書いたように、2年ほど前の冬からふとした思い付きでブリキの湯たんぽを買って、夜だけではなく昼間の暖房具としても利用しています。こちらはやや高級感があり熱伝導が早い純銅製のミニ湯たんぽで、椅子に座った臍下丹田の辺りに置いて身体を温めています。部屋の暖房はまだ必要ありません。
 僕はどちらのタイプを使う時でも、風呂場の給湯カランから60度のお湯を入れますので、低温火傷の危険性は少ないと想われます。フタをしたままコンロに直接湯たんぽを掛けて爆発させたり、ジェル状の化学湯たんぽをレンジの中で破裂させてしまう事故も防げます。
 昔は母親が大きな薬缶で湧かしておいた熱湯を、家族分の湯たんぽを口を開けて並べ、毎晩溢さぬように注意しながら入れていたのを憶えています。手軽に設定温度のお湯が沸かせる現代では、もっと簡単に湯たんぽが利用できるので有り難いことだと思います。

新光堂 純銅製 ミニ 湯たんぽ 袋付 0.85L S-9397
新光金属
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なしか大賞

2009-12-09 00:01:16 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山出身で漫画家をされている「田代しんたろう」さんから、久しぶりに楽しいメールを頂きました。田代さんは長年住まわれていた川口市から引っ越され、現在は大分の別府大学の方に招かれ漫画文化教育に活躍されています。
 以前から韓国の漫画家の方達と交流を重ね、ユーモア年賀状展の共同開催を運営サポートされていたので、初めは季節がらその催しのことかと想ったのですが全く違っていました。
 大分県のローカル・ラジオで、リスナーから可笑しな投稿を貰って、パーソナリティーがコメントを交えながら紹介していく、『夕方なしか!』という大分弁のトーク番組があり、毎月出される「なしか大賞」を初受賞したという(副賞の銘酒の写真付きの)近況報告でした。関西弁では「なんでやねん」という意味の大分方言の「なしか」を冠したこの賞は、地元では大変な名誉と尊敬を集めるものということです。
 インターネットのポッドキャストで聴くことができるのですが、日常の片隅に転がっているネタにスポットライトが当たり、なるほど面白くて人気の程が分かります。方言の自由川柳といったところで、田代さんの漫画ともどこか通ずるものがあるのでしょうか。それにしても毎月紹介されるたくさんのネタの中で、栄えある大賞受賞はやはり凄いことに違いありません。

『ウェルかめ』の漫画掲載

2009-12-08 00:01:08 | ウェルかめ

 先日NHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ』に出てくる地方雑誌『Hot-Shin (発心)』掲載の記事が、実際に作り込まれて番組サイトで見られるというご紹介をしましたが、やはりというか予想通り編集後記に連載された漫画原稿もサイトで公開されているようです。
 ヒロイン波美が徳島のゾメキトキメキ出版に勤めながら、編集者としても人間的にも成長していくストーリーが縦軸になっていますが、その新入社員N子の奮闘ぶりを可笑しく温かい目で振り返り描いた4コマ漫画がこれからドラマを楽しくさせてくれそうです。
 漫画を描いた山田勝之新も世界放浪の旅から帰り、大学院へ進む道を選びヒロインの近くでうろうろし始め、連載漫画のことも甘酸っぱい想い出の切っ掛けになっていました。
 普段はテレビドラマをそんなに見ることもない僕ですが、今回の『ウェルかめ』は僕の故郷である美波町がもう一つの舞台となっているので、その思い入れのお陰で少し新たな経験をしているとも思えます。その一つが番組サイトや多くのファンサイトの閲覧です。同じ番組やドラマを見る人達との交流や、登場人物などへの共感などは僕としても今までそれ程無かった感覚です。
 そしてテレビとインターネットとの融合・連携の一つの姿がこんな所にもあると思いました。WEBの情報を見ることでテレビのドラマ世界にまた入り込んでいくようになっています。

分かち合える仲間

2009-12-07 00:30:40 | Weblog

 先日NHK『かんさい熱視線』で、家族の在宅介護をされている方達が、悩みや相談などを話し合い、その交流から掛け替えのない仲間を得て、介護の大変さも乗り越え前向きに生きていかれる姿が紹介されていました。兵庫県西宮市でそのような“つどい場”を提供している「さくらちゃん」というNPO法人では、1回500円でスペースと手作り料理があるだけの場所ですが、介護に疲れた人たちが次々とやってきては、泣き、笑い、再び介護をするための力を蓄えていかれます。
 気持ちを分かり合える人達と、様々な悩みや心配事を話すうちに、次第に人生における良き仲間として信頼し合えるようになっていきます。番組の最後では介護する老いた親などと一緒に、年に一度の城崎温泉への蟹食い旅行をして、日頃の感謝の想いをそれぞれ感動的に話しておられました。
 この場合は家族介護という厳しい生活環境が取り結ぶ人間関係でしたが、同じように何かを心から分かち合える仲間というものは、例えそれが苦しく辛いものであっても、またそうであれば尚更に人を癒し元気づけるものなのではないかと思いました。いろんな状況の中でも一人の殻に閉じ籠もるのではなく、その問題を核にして分かち合える仲間があれば、乗り越えられることも多いのではないでしょうか。

かんさい熱視線
NHK総合で12月7日(月)11:05~11:30に再放送があります。

千里山駅周辺の再開発イメージ

2009-12-06 00:01:41 | 千里山INFO

 千里山団地の住民が引っ越しをされているのを見ました。50年ほども経過し植物の生い茂った居心地の良い環境が伺い知れます。千里山団地の建て替え計画に伴い千里山駅周辺一体の再開発の検討が進んでいます。僕のよく行く仕出し料理屋の「魚伊」さんで働かれているおばさんも、少し前に千里山団地から近隣に引っ越され現在は通われています。そろそろ住民の方達の移転が多くなっていくのでしょうか。
 千里山駅周辺再開発プロジェクトの住民懇談会が定期的に行われていますが、平日の夜ということもあるのでしょうが参加する住民も少ないと想われます。市報や自治会掲示板そしてWEBサイトなどを通じて広報はされていても、その努力がまだまだなのか或いは住民自体の関心も薄いためか、そのような懇談会自体も開かれているということを知らない方もまだおられます。
 千里山まちづくり協議会の春・秋に出している会報『ちさとの風』が、駅改札口や図書館などで配布されていますが、その編集と原稿レイアウトに関わっていることで10月末の懇談会(2009/10/30全体会)で配布された、再開発周辺のCGによる道路イメージ図(PDFファイル)が見られましたのでご紹介します。
 それによりますとバイパス案により駅東口辺りの風景が大きく変貌します。駅ホームから千里山キリスト教会の尖塔が見える方向のバイパスの圧迫感や、改札を出てすぐ道を挟み建物がきて広場も少なく開放感が感じられないといった意見も多そうですが、先日建築設計をされている住民のIさんから面白い提案をお聞きしました。
 駅から図書館にかけての道路沿いには街路樹は植えられるものの、現在と同じように団地の住棟が建ち並ぶだけですが、その一階を店舗スペースとして開発すればより魅力的な街路が新たに創れるし、同時に駅前空間にも余裕ができて開放感も生み出せるのではないかというご意見でした。
 新たな団地群と民間開発によるマンションができれば、子育て世代の住民の増加も予想され千里山の活性化も図られると想います。その受け皿となるストリートが新たに図書館まで伸びていくと考えれば楽しい感じもしますがどうでしょうか。

※『ちさとの風』2009年秋号のWEB版(PDF・2.6MB)はカラーでご覧頂けます

『日本の時代がやってくる』

2009-12-05 00:01:11 | お薦めします

 先週の水曜日深夜から急に喉が痛くなり、それから約一週間軽い咳と喉の違和感が続いています。新型インフルエンザは高熱が出るということなので、そんなに熱っぽくもならない普通の風邪だと想い、まだ医者にも行かず市販の風邪薬で済ましています。
 今週に入ってからスギ薬局で並んでいた風邪薬の中から、小分け箱(3日分500円)で安く売られていた生薬配合タイプの「改源」(ブログ『関心空間』の記事を読みますと、初期の風邪用の薬らしいですが‥‥)を買って飲んでいます。
 今日梅田で食後によく利用している純喫茶「北のアメリカン」で、うっかりコーヒーの前に薬を飲んでしまい折角の味わいがただ苦いだけの残念なものになってしまいました。しばらくすれば元の味に戻るかとも想いましたが、一時間ほど経っても余り回復しませんでした。皆さんも気を付けて下さい。
 さて、写真の本はユニークな日本経済の見方(味方?)をする増田悦佐さんの新著です。悲観的な日本の未来を論じる人は多いのですが、日本の都市集中化によるエネルギー効率優位や、知的エリートのレベルの低さと逆に、大衆力を特長とした日本の一層の成長など、数値データを駆使しながら独特の視点で読み解く将来には、アメリカ帝国衰退による次の覇権国としての日本が見えてきます。
 同じ著者による『大阪経済大復活』も、そのベーシックな考え方から導かれたものとして興味深く読みましたが、それをよりスケールアップした日本という国家経済の場で展開したものです。

内向の世界帝国 日本の時代がやってくる
増田 悦佐
エヌティティ出版
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駐車禁止の標(しるし)

2009-12-04 00:19:10 | 千里山フェチズム

 やがて50周年を迎える千里山団地の再開発の時期が間近に迫りつつありますが、これまで住民が少しずつ減少する中で民間のマンションへと建て換わっているところも多くなっています。写真では道を挟んで右側に比較的新しいマンションが建っており、主に関西大学の学生さん達が住んでいます。その新しい小綺麗なマンションと対比的に、半世紀という歴史を重ねた公団の建物と周辺の緑にはまた違った趣を感じます。
 このペットボトルの駐車禁止の標(しるし)が置かれたのは最近のことです。以前から生け垣の枝葉の中に紅白の正式な標識が取り付けられていましたが、それも繁茂しやすい季節には隠されて見えにくくなってしまうので効果が余り無いのかも知れません。
 僕の感覚の中ではペットボトルの標(しるし)と、生け垣に組み込まれた駐車禁止の標識がオーバーラップして、住民の人達の生活感や美意識のようなものを感じます。
 ペットボトルの駐車禁止の標(しるし)の先は行き止まりで、強引なドライバー以外は侵入しないので、前庭の生きいきとした草花たちも静かな佇まいを魅せています。自然と馴染み呼吸をしているような建物の質感を愛でながら、僕は千里山駅までのこの道の前を通り過ぎています。

ウォーキング

2009-12-03 01:24:28 | 千里山.NET

 このところ小春日和の日が続きましたが、またしばらく冬を感じさせる肌寒い天気になりそうです。どうしても家の中に閉じこもりがちな気持ちになってしまいます。さして運動もしないのでどうも寒さが一段とこたえるようです。
 運動といえば春の終わり頃から腕立て伏せやスクワットなどの基本運動を始めて、夏場に薄着のTシャツなどになっても少しでも格好良く見えるようにしています。しかし秋になると続かずに止めてしまうというのが毎年のパターン。目的がはっきりしないのもその原因ではないかと思います。
 最近、低体温がガンになる一つの身体環境らしいということが言われています。人体には恒常性があり36度台が通常の体温で、35度台になってくるとガンに罹りやすくなってくるのだそうです。僕はもう何年も自分の通常体温を測ったことがありませんので、もしかすれば低体温に陥っていても不思議ではない生活を続けてきています。例えば普段はシャワーで済ませていますし、身体を冷やしやすい生野菜も出されればそのまま美味しく頂きます‥‥。
 人の体温発生ではその多くを筋肉が担っているようです。男性は体質的にやや筋肉質にできているので有利なようですが、その分比較的に脂肪で守られている女性より無防備なのかとも想像します。やはり男性は筋肉をしっかりと保つことを考えていかなければいけないのかと感じます。そういう意味で寒い時期こそ運動を心掛けなければいけないという目的ができたようです。
 阪急の駅々に置かれているグループの葬祭場エテルノが2ヶ月おきに発行している情報誌『ETERNO』(PDFファイルで見られます)に、ウォーキングの効用とその仕方・注意が載っています。参考にして日々運動を心掛け、低体温化を防ぎたいと思います。

ANJiさんのクリスマス・コンサート告知

2009-12-02 00:01:35 | 作詞・作曲

 いよいよ今年も12月のクリスマス・シーズンとなってしまいました。街のイルミネーションが先月よりも心なしか輝きを増した感じです。千里山の第一噴水でも恒例の商栄会が提供するするイルミネーションが先日飾り付けられました。
 お昼頃に画廊喫茶「ル・パルク」で食事をしていますと、思いがけず千里山出身のシンガーソングライターANJiさん(ブログ)が、掛かり付けの歯医者さんに立ち寄られた後ということで入ってこられました。ANJiさんと言えば、20日(日)に行われるクリスマス・コンサートの告知フライヤーが、「ル・パルク」にも置かれています。梅田のミスター・ケリーズでバックバンドを従えた本格的なライブになるということです。
 「ル・パルク」では奇数月ごとに無料ライブを行っているANJiさんですが、いつもピアノやギターの弾き語りスタイルですので、ドラマーやベーシストなどプロミュージシャンとのコラボレーションが楽しみです。今はミュージシャンとのリハーサルのために、仕事外の余暇時間がいくら有っても足りない状態でしょう。
 先月シングルCDが発売され、その演奏が音楽SNSのMyspaceでも視聴できますので、その良く伸びる透明感のある高音と、オリジナルな旋律に何かを感じられた方は、ぜひコンサートに足をお運び下さい(CDは「ル・パルク」にも置かれています)。
 ANJiさんがパーソナリテイーとして、DJ番組『ANJiの音楽便り』を持っておられる関係で、FM千里からも後援を受けてキャンペーンされています。

※ 実はフライヤー (拡大)のご相談を受け僕がデザインさせて頂きました。コンサートのご成功をお祈りします!