2020年(令和2年)という年はコロナに明け暮れた不自由な一年であった。大晦日の31日、全国で4500名超えの新規感染者は過去最多、最高、最悪の数値となり驚きと不安の中、新しい年「2021年の幕開け!!」、「相模太夫の旅録」も始動。旅の第一歩は座間の「かにが沢公園」である。当園は梅、そして桜、秋の彼岸花と四季の花で彩られる。百花に先駆けて春を知らせてくれる「梅」の開花状況は如何かと訪れるとさすがにまだ早く、蕾は膨らみかけているが未開花であった。おそらく開花までにはあと一週間~10日は時間が必要なようである。梅の木のそばでは「モクレン」も着々と生長中で大きく蕾を膨らませて春へのスタンバイ中であった。(2101)
今年「令和2年=2020年」もあと3時間で幕を閉じようとしている。今年は何といっても中国武漢を発生源とする「新型コロナウイルス」によって世界中が震撼の渦に巻き込まれことである。世界の感染者数は約8千万人、亡くなった人は1.8百万人超えとなった。そんなコロナに振り回され、翻弄され、苦悩した不自由な一年であったが「相模太夫の旅録」も今年最後の記事を迎えた。「旅は一枚の写真から始まる!!」テーマとして開設したブログも7年を経過した。ほぼ毎日一件以上をノルマとしてアップした記事も4600件に達した。その間63万人の方、237万件のアクセスを頂戴した。有難うございました。旅をどう定義するか難しいところではあるが国内外のツアー、小旅行は勿論、日常の散策、散歩、ショッピングなど「住居を一歩出たら旅」と勝手に定義していることから外出時は愛機(カメラ)が手放せない。今まで撮影対象としていたイベント、祭り、演奏会、催し物はすべてコロナ感染拡大防止の観点から2月以降はすべて中止となりその撮影機会を損失した。海外は勿論、国内も県をまたぐことが禁止され、おのずと訪問・撮影対象が狭まれ限定され公園・庭園、花、樹木、寺社、天体が主となった。それでもその時の一期一会の被写体と向き合い日常の自然の光景、風景から四季の移ろいの中から相模太夫なりの視点で瞬撮、求撮、追撮、巡撮に専念した。旅地の新しい情報、感じたことを投稿・公開させて頂いた。今日東京は1000人を超える新規感染者を出した。まだまだコロナは拡大、増加の一途で心配であるが、明日からのスタートする新しい2021年は果たしてどのような旅が始まり、そしてどのような被写体と巡り合えるのか楽しみである。相模太夫がアップした写真で行ってみたい、撮ってみたいと思って、共感して頂けたら幸いである。また相模太夫が訪問したい、撮影したいと思う皆様のブログを楽しみにしています。訪問して下さった方一年間有難うございました。(2012)
2008年(平成20年)7月14日着工、4年後の2012年(平成24年)2月29日竣工。2012年(平成24年)5月22日開業オープン。東京の下町(隅田区押上一丁目)の住宅街に突如大きなタワー「東京スカイツリー」が出現、完成し話題となった。8年前のことである。東京スカイツリーの高さはプロジェクト当初から「約610m」であったが自立式電波塔世界一を目指し構造等の対応を行った結果、世界各地で高層建造物が計画、建設されている中で、自立式電波塔として高さ世界一の「634m」に最終決定された。この甲斐あり2011年11月17日には世界一高いタワーとしてギネス登録認定さた。日本が誇る東京スカイツリーの大きな役割は「地上デジタル放送の送信」である。2003年12月より関東地方の地上デジタル放送が開始されたが、電波の送信について都心部に林立する200m級超高層ビルの影響を受ける可能性が出てきたため、そこで600m級以上の新タワーからの送信が望まれた。高さ634mのこの電波塔は都内は勿論のこと相模太夫のお膝の「麻溝公園のグリーンタワー」からも優美な塔姿を見ることができる。昨年撮旅で巡り会った「東京スカイツリー」まずは本物に登頂した後、「上野公園」、「亀戸天神」、「総武線錦糸町」、「生田緑地の枡形展望台」、「隅田公園」、「文京シビック展望台」からなどどの角度から捉えても一枚の絵となる。(2004)
上野より
亀戸天神より
錦糸町より
枡形展望台より
隅田公園より
文京シビック展望台より
麻溝公園グリーンタワーより
上野より
亀戸天神より
錦糸町より
枡形展望台より
隅田公園より
文京シビック展望台より
麻溝公園グリーンタワーより
桜はバラ科サクラ属に分類される落葉広葉樹で、原種は11種確認されている。エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ、マメザクラ、チョウジザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、クマノザクラなどが認められており、これらの変性や交雑などからソメイヨシノ、カワズザクラ、ジュウガツザクラ、フユザクラ、カンザクラ、オカメザクラ、枝垂れ桜など数十種類の自生種が存在する。桜に何故こうも心惹かれてしまうのだろう? 桜は日本の国花だから親しみがわくというだけではなく、花そのものが美しく品がある。桜はまず長い冬を越えたあと春の訪れを知らせてくれ絶妙のタイミングで咲くからなのか?この時期は人間の人生の節目、転換期に関わっている。3月は卒業式、退職など別れがあり、4月は入学式、入社式と出会いがある。これから楽しいことに花を添え希望を象徴しているような花である。そしてなによりも煌びやかなその気品か漂う花姿を披露したかと思うとあっという間に潔く散ってしまう姿、儚さが日本人の美学気質に合っている。良寛和尚の辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」と詠んでいる。「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜もいつかは散る」。限られた命、時間と心得よと。また小野小町は「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」と呼んでいる。桜の魅力、美しさに憑りつかれた様に2月初旬、今春の相模太夫の「桜追撮の旅」がスタート。「河津桜」では「松田山」☜、「ギオンスタジアム」、「新戸散策路」、「相模原公園」、「橋本公園」に赴いた。河津桜に続いて見逃せないのが「枝垂れ桜」。「原町田交差点」☜、「浄運寺」と「青柳寺」へ足を運んだ。そして3月も半ばいよいよ桜の女王「ソメイヨシノ」が登場し慌しくなった。先ずは町田の「恩田川」から、相模原では「相模原公園」、「麻溝公園」、「古山公園」、「横山公園」、「相模原市役所さくら通り」☜、「村富神社」、「鹿沼公園」、「淵野辺公園」、「相模原慰霊塔」、「松が枝公園」、「東林間桜通り」へ。都内では「上野恩賜公園」☜、「千鳥ヶ淵」☜、「靖国神社」☜、「青山霊園」、「清水谷公園」、「青山公園」、「ホテルニューオータニ」を巡った。お膝元では大和の「引地川千本さくら」☜、「つきみ野さくらの散歩道」、川崎の柿生「麻生川」、座間の「さくら百華の道」、「さがみ野」、「芹沢公園」、「谷戸山公園」、「かにが沢公園」、「緑ヶ丘跨線橋」、「宗仲寺」、八王子の「片倉城跡公園」、「兵衛川」へ。桜のトリを務めるのがソメイヨシノからバトンを受け先週から咲き始めた濃ピンク色の花ビラが美しい「八重桜」。下溝の「下原の八重桜通り」☜に赴いた。締めにふさわしいゴージャスな桜であった。全世界に広がった厄介な「コロナウイルス感染」、「不要不急の外出自粛」という制約の中、延60日、約40ヶ所、数十キロ?の移動距離となった「桜追撮の旅」がひとまずが終わった。その軌跡を辿ることに!!(2004)
~カンザクラ
~オカメザクラ
~河津桜
~枝垂桜
~ソメイヨシノ
~八重桜
~カンザクラ
~オカメザクラ
~河津桜
~枝垂桜
~ソメイヨシノ
~八重桜
新型コロナウイルス感染拡大で日本はもちろん全世界がこのコロナ戦争とでもいうべき恐怖の渦に飲み込まれている。本来であれば弥生三月、春の象徴の桜を愛でる一年でもっとも華やいだ季節となるはずであるが花見も規制されている。そんな中各地で発表される桜開花、見ごろ、満開のニュース・報せに恐る恐る相模太夫の「桜旅」が続いている。今日は「かながわの花の名所100選」にも選ばれている市役所前の「さくら通り」では毎年4月の最初の土・日に開催される相模原市の春祭典、毎年40万人を超える大勢の人で賑わう「市民桜まつり」は新型コロナウイルス感染拡大対策・防止のためやむなく中止となった。ここの桜だけは撮り収めておかねばと本日訪れると相模原市役所桜通りから西門交差点まで約1.6Kmにわたって植えられている樹齢60年の古木、約300本のソメイヨシノが5~6分咲きとなって幻想的な美しいピンクの「桜並木」、「桜回廊」、「桜トンネル」を作り上げようとしていた。今年は10日も早い桜開花で慌ただしい相模太夫の今年の「桜旅」、「桜撮」も都内を残すのみとなった。(2003)