相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

曼珠沙華に彩られ始めた「かにが沢公園」

2014-09-16 14:14:54 | 公園・庭園
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、今年の猛暑も峠を越し少し涼しくなってきた証だろうかここ座間の「かにが沢公園」にも秋の訪れを告げる花「曼珠沙華」(彼岸花)が咲き始めた。巾着田の曼珠沙華ほどの規模ではないが、公園西側の約350㎡の敷地の斜面に4年前5千個の球根を植えたのが始まりで年月を重ねるごとに増えこれまでに植えられた球根は10万個に及ぶという。敷地斜面一帯を赤、白、ピンクの7万本の曼珠沙華が彩りはじめ間もなく満開となりそうである。三色の曼珠沙華の花を同時に鑑賞できるのはここ「かにが沢公園」だけである。来週23日には曼珠沙華「観賞の集い」が行われる。曼珠沙華は天上の花という意味らしいが、仏教の経典では「おめでたいことが起こる兆しに、赤い花が天から降ってくるという。曼珠沙華(彼岸花)の花言葉は「あきらめ」、「悲しい思い出」、「恐怖」、「再会」、「情熱」、「独立」といろいろあり、蕪村は「まんじゆさげ蘭に類ひて狐啼く」、夏目漱石「仏より痩せて哀れや曼珠沙華」と詠っている。まっすぐ伸びた茎の先端に鮮やかな線状の花を咲かせる曼珠沙華はやはり秋を代表する花である。(1409)




















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