相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

大蛇退治伝説がある「渕源山龍像寺」

2014-09-09 14:00:35 | 寺院

古淵駅北西700m、境川沿いに曹洞宗の「渕源山龍像寺」(愛甲郡七沢広沢寺の末寺で、本山は永平寺、総持寺)はある。慶応年間(1338~1341)に淵辺伊賀守によって開創され天台沙門存光師によって建立。その後巨海才大和尚により曹洞宗の寺として再興された。ご本尊は釈迦如来/聖観世音菩薩。「山門」から境内へ入ると真正面に「本堂」、左手石段の上に「開帳塔婆」、「観音堂」がある。観音堂の周りにはお釈迦様の一生を彫った石版があり、十大弟子像が祀られている。ここ龍像寺には足利直義の家居・淵野辺義博が境川に住む大蛇を退治したという伝説があり、退治した大蛇は三分され三ヶ寺(龍頭、龍像、龍尾)に葬られた。後に三ヶ寺とも荒廃したが村人が三寺を併せ一寺となし龍像寺とした。武相観音霊場の第48番札所で、ご詠歌「あふぎみる ふちのべのさとの りゅうでらの みめぐみふかき じひかんぜおん」である。(1409)



















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