相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

柿生のこんぴらさん「武州柿生 琴平神社」

2014-09-20 08:40:43 | 神社
川崎市麻生区王禅寺東に崇源院様(秀忠の正室)の祈祷所としての謂れを有する「武州柿生 琴平神社」はある。創建は元亀元年(1570)と古く、御祭神は天照大御神、大物主神。琴平神社の名は香川の讃岐金刀比羅宮がある場所の琴平町に由来するようだ。境内背後に緑豊かな森に抱かれ前方に一際眼を惹く鮮やかな朱色の高さ13メートルの「大鳥居」が聳える。王禅寺村の名主であった志村文之丞が、文政9年(1826)に讃岐の金刀比羅宮の分霊を勧請し、神明社と合祀。今も「柿生のこんぴらさん」と呼ばれ人々に篤く信仰されている。合社相殿の宮であることから右側に「天照大御神」、左側に「琴平大神」が祀られている。「本殿」は道を隔てて丘の上に建っている。境内には「儀式殿」、「参集殿」、「社務所」、手水舎を担った山伏姿の石像「がまんさん」、また「弁財天社」、「稲荷社」があり、庭園も四季の花や樹木が配されるなど地元の人の憩いの場となっているようだ。以前訪れた「金刀比羅宮」とはスケールはことなるがそのつながりが点から面となった一日であった。(1409)


















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