相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

源頼朝に由来する「夏蒐山修廣寺」

2014-09-15 15:06:21 | 寺院
川崎市麻生区片平に末寺8ヶ寺(現6ヶ寺)で近隣の同派の寺では格が高い曹洞宗寺院「夏蒐山修廣寺」はある。夏蒐山という山号は源頼朝がこの辺りで巻狩(蒐)をしたことに由来するようだ。開創は嘉吉3年(1443)、創建は永享年間(15世紀前半)で現在地に移されたのは永正17年(1520)である。本尊は釈迦牟尼仏、それを守護するお前立として薬師如来が置かれている。大本山は福井県の「永平寺」と横浜鶴見区の「総持寺」、本寺は青梅の「天寧寺」である。柿生より徒歩十数分のなだらかな丘(柿生緑地内一角)の上にあり、静寂さ漂う山門を経て石段の上に大きな朱色の「仁王門」(左右に阿形、吽形を祀り、階上には五百羅漢が安置)を潜ると広い境内の正面に「本堂」、左手にまだ新しさが窺い知れる「位牌堂」がある。仁王門の右端に「大太鼓」、その横に「典座和尚と道元禅師」像がある。本堂の右奥にの小丘に「鐘楼」がある。当寺は明治の学制により初めての公立学校「片平学舎」が開かれたとある。(1409)


















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