お正月も3日目、元旦の神社に次いで二ヶ所目の初詣。相模原市麻溝台に日蓮宗の寺院「源吾山顕正寺」はある。開山は明治30年(1987)で百年の歴史を有する。本尊は釈迦牟尼佛である。「山門」、「本堂」にはしめ縄、角松が飾り付けがされいかにも新年らしい。当寺は病気平癒を祈った「源吾上人」が観音様のお告げを受け山梨県の身延山日朝堂にて修業の後、故郷へ帰ろうとした時さらに東の方へ千箇寺参りをせよのとのお告げからここ下溝の地へ来られ時に篤信の信者を得て留まり開山し今日に至る。堂内は「鬼子母神」、境内には「金龍弁財天」が祀られている。本堂では新年の読経が行われていたが境内はさすがに3ヶ日目参拝者も少なく静寂そのものである。(1701)
冬らしい寒さもなく快晴の穏やかな新年がである。青山学院が三連覇という快挙を成し遂げた「第93回箱根駅伝」を見終り、南区双葉にある浄土真宗「西善寺」に一本の「梅の花(紅梅)」が満開の報に早速足を運び観梅と初撮りを行った。木の周りはほのかな梅の香が漂い新年からいい気分となった。梅の花が咲く時期は2月~3月、当寺の紅梅は暖かいせいもあるがおそらく早咲きなのだろう。今年早々と梅の花を見ることができた。平安時代の花見と言えば観梅を指した。それほど梅は花言葉のように上品で、忠実で、気品に満ちた花である。(1701)