府中市南町の是政緑地に隣接した自然の多い場所に敷地面積13haに建造物をメインとした「郷土の森博物館」はある。「観光博物館」、「プラネタリウム」、「復元建築物」、「バーベキュー場」、「公園」が配置され「森」全体が野外博物館となっている。園内は四季の花が咲き乱れ、おりしも梅花の季節、梅園には早咲きから遅咲きまで約60種1100本の梅が早咲きの「八重野梅」、「八重寒紅」、「冬至」、「白牡丹」など1割、中咲きの「白加賀」、「新茶青」、「月影」、「小梅」、「唐梅」、「思いのまま」2割、遅咲き「豊後」、「紅千鳥」、「小向」7割の比率である。既に早咲きが少しずつ咲き始めている。梅花よりひと足早く12月から1月にかけて梅園内の南側の散策路が設けられた「ロウバイの小径」に100本のロウバイが澄み渡った冬空を背景に黄色い琥珀色の可憐な花びらを広げ見ごろを迎えている。周囲は甘い香りを充満している。先に「ソシンロウバイ」からその後に「マンゲツロウバイ」が咲き来月まで楽しめる。梅全体の見ごろは2月末ということ2/4から3/12まで「梅まつり」が開催されるという。だが梅は百花に先駆けて咲く花として知られ、今日は小雪チラチラと降り寒くなったので開花が一休息、明日以降暖かい日が続けば一斉に開花するに違いない。気温に敏感な花、咲きはじめから散り際まで様々花姿で旬の美しさで観梅客を虜とする。(1701)










