相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代には天満宮の緇素の菩提寺「神護山光明禅寺」

2018-10-01 15:49:32 | 寺院
太宰府市宰府に「苔寺」の別称をもつ臨済宗東福寺派に属する禅宗寺院「神護山光明禅寺」はある。文永10年(1273)に円爾(聖一国師)の門下にあった鉄牛円心によって建立、開山。江戸時代には太宰府天満宮の緇素(天満宮に仕える人々とその家族)の菩提寺として元和2年(1616)に再興の後の安政3年(1856)に再営された天満宮の結縁寺である。本尊は薬師如来。太宰府天満宮の参道の一の鳥居を右折した突当りに「山門」が構えられ外から「鐘楼」の外郭が見える。「山門」を潜ると右正面に入り母屋造りの「本堂」がある。本堂前には別名「苔寺」というこことであるがその深緑に苔むした庭園は見ることは叶わなかった。前庭には掃き清められた仏光石庭、裏庭は青苔は大陸と島、白砂は水と大海を現し長汀曲浦の見事な線で画出された枯山水庭園がある。秋季の境内に織り成す紅葉絵巻の世界は必見に値する。再訪が叶えばいいのだが。(1809)














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厄八幡として有名な「若八幡宮」

2018-10-01 12:19:18 | 神社
博多区博多駅前、室見川左岸に厄払いの神社として「厄八幡」、「厄除八幡」として親しまれる「若八幡宮」は鎮座している。文化10年(1813)従4位下備前守源朝臣成斎公天下泰平を祝い武運長久を祈られた所である。祭神は大鷦鷯命(仁徳天皇)、大乙貴命、少彦名命。新暦と旧暦の大晦日に行われる「年越厄災除大祭」や年初の祈願には参詣者で長蛇の列ができるほど大変賑わう。社域は広くも大きくもないが、美しい社殿、手入れの行き届いた境内となっている。神社鳥居の入口には大楠が御神木のように聳え、こんもりとした鎮守の杜らしい神域を創り上げている。境内には江戸の力持ち木村興五郎が持ち上げた「力石」(市指定有形民俗文化財)がある。(1809)












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