相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

観音霊場の町田の古刹 「金森山宗保院」

2018-10-29 11:27:56 | 寺院
町田市原町田に鶴見総持寺末、曹洞宗寺院「金森山宗保院」はある。天文11年(1542)に土地の豪士「大河伊与」が先祖の菩提として一宇を建立、守り本尊の千手観音を安置したのが興りである。1590年に没した吸江和尚が開山。本尊は千手観世音菩薩。町田図書館前の線路を挟んだ反対側にあり、大きい石造りの寺号標、右手に「六地蔵」と「満願地蔵」などが祀られている。その先に平成に入り建立された巨大な「仁王門」が構えられ、その左右には仁王像が祀られている。仁王門の右に「鐘楼」、仁王門より石畳の参道の左に「観音像」、先に昭和47年再建の重厚感ある白い鉄筋コンクリート、入り母屋づくりの「本堂」がある。本堂右手に「庫裡」、左手には「禅堂」と「火除けの神」として信仰されている「秋葉殿」がありその脇に小さな「白山社」が祀られている。当寺は武相卯歳観音霊場四十八ヶ所39番札所、原町田七福神の布袋尊を祀っている。境内の植栽は質実で参道には赤いのぼり旗が立ちなびき霊場らしき雰囲気を漂わせている。(1810)










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