横浜・元町公園の敷地内、山本本通りに面して横浜市認定歴史的建造物の「エリスマン邸」(ehrisman residence)はある。絹糸貿易商エリスマン氏私邸として昭和元年(1926)建築。設計は現代建築の父と言われるチェコの「アントニオ・レーモン氏」で今も「外国人墓地」に眠っている。建築面積200㎡、延床面積460㎡。木造2階建で煙突、ベランダ、サンルーム、屋根窓、鎧戸など異人的要素をもつ建物で白と緑を基調とした壁、外観はどこかレストラン的な雰囲気が感じられるお洒落な建物である。1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、サンルームがあり、2階は寝室(現在は展示室)となっている。また地下にあるホールは貸し出されている。アール・デコにも通じるモダンなデザインは他の西洋館とは異にする特徴を有している。(1904)










