相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。ハナミズキゲートを入るとガラス張りの「サカタのタネ グリーンハウス」の建物がある。この内部には約400種の熱帯植物が咲き競う南国の雰囲気に満ちた大温室となっており、1階が「トロピカルガーデン」(有料)、2階が「カクタスガーデン」となっている。温室内の面積は1087㎡(約330坪)。温室内の最高棟高は17m。足を踏み入れるともうそこはもう南国ムードに彩られた緑と花の屋内庭園ワールドとなっている。一階の奥の方にピンク色、赤紫色した「ホザキアサガオ」がサッシに這うようにつる、葉を絡ませた枝に可愛らしい花をつけ咲いている。この花は西インド諸島が原産で寒さに弱い熱帯の蔓性植物である。ヒルガオカ科の蔓植物、葉は掌状に5~7裂しており、光沢があり、3~5㎝位の濃い桃色の花が茎の先に多数、沢山集まって咲く。根っこは芋が出来るとか。別名は「イポメア・ホルスファリアエ」、ローズレッドのアサガオ状の花が房状に咲く綺麗な花である。花言葉は儚い情熱な愛。ここグリーンハウスならではの珍しい花木・植物である。(2102)



