相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代の伽藍残る「永池山長念寺」

2021-02-05 08:03:04 | 寺院
川崎市多摩区登戸に浄土真宗本願寺派寺院「永池山長念寺」はある。創建は室町時代後期(大永2年=1522)法泉坊大徳により草庵が築かれたことに始まる。江戸時代初期に領主の中根壱岐守正盛の奥方秀月禅尼によって中興された。本尊は阿弥陀如来。向丘遊園駅より稲荷山光明寺~丸山教本庁を過ぎた数百メートル先の閑静な住宅街の一画に嘉永7年(1854)上棟の四脚門の「山門」が構えられている。「山門」を入ると正面に文政7年(1824)建造の寄棟造の茅葺「本堂」、右に本堂と同時期に建造の川崎市重要歴史記念物に指定の寄棟造・茅葺の「庫裏」がある。江戸時代の建物が整然と見事に配されている。「本堂」前には二本の「大銀杏」、山門の左手に「鐘楼」がある。同寺には県指定文化財「鳥合わせ図屏風」と市重要歴史記念物「阿弥陀如来立像」、「秀月禅尼画像」を有している。(2101)
 
 
 
 
 
 




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