座間市緑ヶ丘に冬期は「梅」とスイセン、春は「桜」、秋には「天上の花」と言われる「曼珠沙華」(彼岸花)と四季の花で彩られ市民の憩いの場、座間八景の一つとなっている「かにが沢公園」はある。園内に紅白枝垂れ合わせて十本近い「梅」が植栽されている。花の少ないこの時季、唯一「百花に先駆けて」咲く代表的な花木が梅である。昨日は立春で暦上はもう春、今日は肌寒く、頬を指すような冷たさであるが予報では春一番が吹くのでは報じている中、開花は如何かと二週間ぶりに訪れて見るとちらほら咲き始めてかすかに芳香漂わせていた。まだ20~30輪ほどで全体では一分咲きにも満たない状況であるが、こうして可憐な紅白の梅花を見ていると春遠からずを感じる。明日以降気温は上昇の予報、三寒四温を繰り返し少しずつ春へ移行、当園の梅も一気に開花速度を上げ20日頃には昨年の様な満開美を見せてくれるに違いない。(2102)
昨年の満開画像
昨年の満開画像