相模原市南区下溝に市民のオアシス、四季の花が絶えない総合公園の「県立相模原公園」はある。梅雨期に花菖蒲が咲き誇る水無月園の一角に1本、早春の光を浴びて黄金色に輝いている「サンシュユ」(山茱萸)が見頃を迎えている。梅の花が咲き香る時期に葉の出る前に黄色の小さな花をたくさんつける木で別名は「ハルコガネバナ」(春黄金花)、「アキサンゴ」と呼ばれるミズキ科の植物である。株全体が鮮やかな黄色に包まれ、花は黄色い小花が30個ほど集まり、直径2~3cmほどの小さな花房(散形花序)をつくり開花する。各花には4本の雄しべが花序の輪郭を暈し、花序全体が輝いている。秋には赤く熟しグミのような実をつけ食べられる。開花期は3月~4月で早春を代表する花木の一つであるが、今年は一週間ほど早く出逢った。花言葉は持続、耐久、強健、 気丈な愛 強い愛 成熟した精神、敬う、尊敬である。(2003)





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