相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

足利義満の北山山荘「金閣寺」

2017-05-13 14:59:16 | 寺院
京都市北区に世界遺産で「金閣寺」でおなじみの臨済宗寺院「北山鹿苑寺」はある。創建は応永4年(1397)、本尊は観音菩薩である。寺名は足利義満の院号「鹿苑院」に因み、義満の北山山荘を死後に寺としたものである。規模は御所に匹敵し政治の中枢のすべてが集約されていた寺院らしく「総門」を入るとほどなくその象徴ともいうべき眩いほど金箔を張り巡らした三階建ての楼閣建築「舎利殿」(金閣)が絢爛豪華な創建時の輝きを放っている。池泉回遊式庭園の「鏡湖池」に映しだされたその美しい姿に目を奪われる。また鏡湖池の右手に樹齢600年の「陸船の松」、北手に回るといずれも義満に関係する「銀河泉」、「厳下水」、「龍門滝」、茶室の「夕佳亭」がある。さらに「石造不動明王」を安置している「不動堂」など室町時代の北山文化と極楽浄土の世界が広がる寺域であった。(1704)
 
 
 


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