相模太夫の旅録=Tabi Log

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小田原に徳川家康公ゆかりの寺「不老山無量寺」

2020-12-11 10:09:35 | 寺院
小田原本町に徳川家康公縁由の浄土宗寺院「不老山無量寺」はある。無量寺の開山は天正元年(1573)專蓮社成譽松上人がこの地に念佛精舎の寺を創建したのが始まりである。本尊は阿弥陀仏。天正18年頃小田原北条氏落去後、徳川家康公が小田原城内外や市中を巡覧の際に当寺の山門の額に「不老山」の文字と寺号「壽松院」が縁起のいい寺であると興味を抱かれまた家康公は松平家の浄土宗であることからその因縁深きことに感銘され、林貞和尚を陣営に召され法話させたという。文禄3年(1594)徳川家康公、関東移封、江戸開府と定まると公の命により、当寺を本寺として江戸鍛冶橋内に分寺(現浅草新堀町壽松院)を建立した。以来、当寺は度重なる火災や関東大震災により倒壊等幾多の災いにも再興を果たし「徳川家康公縁由之寺」として現在に至っている。本町住宅街の一画に「寺号標」寺門が構えられている。横には「徳川家康公縁由之寺」石柱が建てられている。境内正面に入り母屋造りの「本堂」、左に庫裏がある。境内左には当寺関係と思われる墓石がある。(2012)
 
 
 


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