相模原市南区下溝に四季の花が絶えないまるでオアシスの様な「県立相模原公園」はある。当園は今、梅と河津桜、カンザクラが終焉を迎え、代わってタマナワザクラ、オカメザクラ、コブシ、ミヤマガンショウ、ネモフィラが咲き始め鮮やかで華やかな彩りを見せ始めている。その中でも燃えるようなひときわ美しいのがイベント広場の一画で3本程ある緋紅色の花を半開した鐘状に下向きにつけ見頃を迎えた「カンヒザクラ」(寒緋桜)である。バラ科 サクラ属の野生種の桜である。花の特徴は小輪の一重咲きで、花弁は5枚である。葉の縁には浅い重鋸歯で卵形、互い違いに生えている。旧暦の正月あたりに咲くことから「ガンジツザクラ」ともいい、 沖縄で桜と言えばこの「カンヒザクラ」(寒緋桜)を指す。この寒緋桜に負けじと来週にはいよいよ桜の女王「ソメイヨシノ」が満を持して登場する。(2203)




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