相模原市南区麻溝に「クレマチス」や「アジサイ」が特に代表花で名所となっており今は咲き始めた「クリスマスローズ」と四季の花が絶えない「相模原市立麻溝公園」はある。管理事務所から展望塔に向かうクリスマスローズのエリアと、樹林広場の一画に本数は少ないが「フクジュソウ」(福寿草)がひっそりと可憐な黄色の花姿で咲き始めている。「フクジュソウ」はキンポウゲ科の多年草で別名「ガンジツソウ」(元日草)とも呼ばれ幸福と長寿を意味し、新春を祝う花として名づけられた「春植物」である。花期はちょうど今頃の早春のウメの花がほころぶ頃から蕾をもち上げ後を追うように咲く黄色の大輪花は可憐でとても美しい。花茎を伸ばしながら、細く切れ込んだニンジンのような葉を広げ、晩春のころから葉を枯らし落葉となる。「福を招く」というおめでたい名前から、お正月の鉢花としても人気が高い草花である。生長は初めは茎は伸びず、苞に包まれた短い茎の上に花だけがつき、次第に茎や葉が伸び3~4cmの黄色い花を咲かせる。花は花弁を使って日光を花の中心に集めてその熱で虫を誘引している。そのため、太陽光を敏感に感じ開閉する。葉は細かく分かれ、夏になると地上部を枯らす。初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までをまた地下で過ごす。「幸せを招く」、「永久の幸福」、「福を招く」というめでたい花言葉をもっている。(2201)




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