相模原市麻溝に初夏の花々の中で遅咲きクレマチスが数種咲き残り、今最も美しく咲き誇りクライマックスを見せているアジサイなどで華やかとなってきた「相模原麻溝公園」はある。来園者の視線はアジサイに集まっているが、今「花の谷」の和風ガーデンの一画に植栽されている数株の「ホタルブクロ」(蛍袋)が咲き出し終焉を迎えようとしている。ホタルブクロは各地の平地から山地に広く分布する多年草。陽当りのよい草原や林縁などで多く見ることができる。この花は初夏から大きい「ベル型」、「釣り鐘型」、「筒型」というなんとも可愛らしい独特の花を茎に沢山つけるように咲く。細い地下茎を伸ばして増え、開花した株はタネと多数の子株を残して枯れてしまう。子株は1~2年で親株になる。花色は白花と赤紫色があり、昔の人はこの花の中にホタルを入れて灯りを楽しんだことからこの「ホタルブクロ」という花名が付けられた。(2006)





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