相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「横浜水道みち」で「ミツマタ」の花が数百個!!

2024-02-14 08:54:26 | 道・緑道
相模原市南区下溝、「県立相模原公園」の菖蒲園として知られている「水無月園」から一本道を横切り「女子美大」から「相模原麻溝公園」までの間は「水道みち緑道」と名付けられている。これはかつての「横浜水道道」全域(約37.3km)で横浜市に水を送るために作られた道である。横浜水道道はイギリス人パーマーの指導で造られ、明治20年に配水を始めている。複数の水路があり、緑道となっているのは津久井湖の沼本取水堰から相模原沈殿池を経て、西谷の浄水場へとはこばれる道のこと。この緑道は市民への有効利用を図るため、昭和57年に横浜市と「横浜水道道の使用に関する協定」を結び整備された。その名残りで市民の散策路となっているこの緑道には緑化運動の一環でツツジやアジサイが植栽されている。そこに早春を告げる「ミツマタ」が枝の先に真ん丸の花を咲かせようとしている。ミツマタの枝は常に3本セットで先端が3つに枝分かれすることから「ミツマタ」の名がついた。秋になると葉を落とす落葉性の樹木で、大きく育っても1~2mとコンパクトサイズ。俯き加減に下を向いて小さな花が集まって半球形を造っている。三つ叉に分かれた枝の先に黄色い可愛らしい花を咲かせる。中国原産でジンチョウゲ科 / ミツマタ属の春の花木であり和紙の原料である。(2402)
 
 
 



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