相模が丘の住宅街を南北に貫く全長1.6kmの緑道の「相模が丘仲良し小道」はある。この小道には64品種、220本の多種多様な桜の木が植栽されており「さくら百華の道」と呼ばれている。「桜」以外にもアジサイ、ロウバイなど様々な花木が植えられ、一年を通じて楽しめるユニバーサル・デザイン設計の遊歩道である。2012年に地元の有志で設立「NPO法人 さくら百華の道」が維持管理中である。この時季まだ「河津桜」は蕾は膨らみはじけそうであるがまだ開花していない。「十月桜」や「冬桜」が小道を彩っている。この小道の終点近くでは「ロウバイ」の木が数十本植栽されており今、満開となって琥珀色の可憐な花を披露中である。近寄って見るとほのかに甘いフルーティのような香りを嗅ぐことができる。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」と呼ばれる冬期の希少な花である。「蠟梅」と書くが梅ではなく中国原産のロウバイ科の落葉低木である。「冬桜」はマメザクラとオオシマザクラの交雑から生まれたサクラ属の栽培品種の桜で樹形は傘状で樹高は亜高木、一重咲きで中輪の白い花を咲かせる。十月桜と同じく秋期(10~12月)、春期(4月)と二度に渡り咲く桜である。(2501)
河津桜の蕾
冬桜
河津桜の蕾
冬桜
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