相模原市南区新戸に建長寺末寺で曹洞宗寺院「萬年山長松禅寺」はある。足利氏満が開基となり室町時代に創建。本尊は薬師如来である。当寺には市最古のものとして市の重要文化財となっている足利氏満が書いた「寄進状」が保存されている。江戸時代に当寺は「寺子屋」を開くなど教育の場でもあった。「山門」を抜けると正面に宝方造りの屋根を持つ「本堂」、右手に庫裏、左手「鐘楼」がある山門前に「おびんずるさん」と「六地蔵」が祀られている。「山門」、「庫裡」の前は多くの樹木が植栽されており冬季は梅の花、秋季は紅葉で彩られる。境内の一角にはいろんな表情した「羅漢像」が何体も置かれている。(1810)
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