相模太夫の旅録=Tabi Log

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世田谷城の守護で創建された「観谷山常徳院」

2025-02-21 07:25:03 | 寺院
世田谷宮坂に世田谷城の守護とするため、船橋から当地へ移転した曹洞宗寺院「観谷山知行院常徳院」は鎮座している。多摩郡二俣尾村海禅寺の末寺で創建(伝)は延徳明応年間(1489-1501)に「浄徳院」と称して世田谷区船橋に開創、世田谷城の守護とするために海禅寺の益芝永謙和尚を迎え寺名を「常徳院」と改めて当地へ移転した。明治の初期に本寺祷禅寺が廢寺となり、その本尊脇侍とも慶元寺に遷されたが、明治20年頃から「知行院」の本尊として祀られ、明治41年正式に本尊とした。享保10年第13世聚海和尚が発願し第14世弁祐和尚が続願で「本堂」と「山門」を築造した。豪徳寺駅より世田谷線沿いに進み「世田谷浄苑」を右折する。常徳院の前の道は瀧坂道という古道で、渋谷道玄坂から調布仙川までの街道で右側に参道がありその先に構えられた「山門」=表門より入山すると境内正面に「本堂」、庫裏がある。参道には六地蔵、掃除小僧さん地蔵、菩薩敬徳観音、水子地蔵、お地蔵、庚申塔などが建てられている。右には鐘楼、境内社の白山社が祀られている。寺寳として古文書二通を有している。当寺は常徳幼稚園を併営している。(2502)
 
 
 
 
 

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